高校受験は、多くの子どもが最初に経験する大きな試験です。
限られた時間の中で、志望校合格に向けて効率的に勉強を進めるために、塾を検討される方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ塾を探すとなると
「塾がありすぎて選べない」
「いくらくらいかかるのだろう?」
「どんな塾が合っているのだろう?」
と悩んでしまいませんか?
今回はそんな方に向けて、高校受験に向けた塾選びのポイントと費用相場をご紹介します。
Contents
高校受験に塾は必須?
結論を言うと、高校受験に塾は「必須」ではありません。
実際に、塾に通わずに合格を勝ち取っている人はいます。
しかし、塾に通わずに受験生全員が志望校に合格できるかと言われると、そうでもないのが現実です。特に、受験倍率の高い学校や難関校を受験する場合は、志望校に関するさまざまな情報を把握し、効率的に学習する必要があります。
ここで、必ずしも塾に通う必要のない人の特徴をご紹介します。
・自分で、志望校や受験に関する情報を集めることができる
・志望校のレベルと自分の学力に大きな差がない
・苦手科目が無い、もしくは少ない
・勉強に対する意識が高く、学習習慣が身についている
・自分で適切な学習スケジュールを立てられる
いかがですか?
全てに当てはまる、という人は少ないのではないでしょうか。
そのため、合格の可能性を高めるためにも、塾に入っておくほうがメリットは大きいと言えます。
続いて、高校受験において入塾しておくことのメリットを4つ紹介します。
高校受験における塾のメリット
学校では得にくい受験情報が手に入る
受験勉強や進学に関する有益な情報を得ることができます。
高校受験は、問題集をひたすら解けば合格できる、というものではありません。志望校に合った適切な教材選びや入試問題の出題傾向の把握、過去問対策が重要となります。また、難関校を受験する場合は、学校の授業より進んだ内容の学習が必要になることもあります。
塾では、このような高校受験に関するさまざまな情報を持ったプロからサポートを受けることができます。
高校受験へのモチベーションが保てる
「志望校合格」という同じ目標を持った仲間に出会えます。
仲間同士で得意科目を教え合ったり、励まし合うことで、受験勉強へのモチベーションを維持することができます。仮に話をしなくても、目標に向かって一生懸命勉強している生徒がすぐそばいることは、良い刺激を受け、やる気アップにも繋がります。
また、必要に応じて𠮟咤激励し、合格まで一緒に伴走してくれる教室長や講師などの大人が近くにいることも大きなメリットと言えます。
志望校に合わせた効果的な勉強法を知れる
一人で勉強していては、自分の学力を客観的に把握することができません。また、自分が選択した問題集や勉強方法が合っているかどうかの判断もできません。志望校や現在の自分のレベルに合わない問題集に長時間取組んでも、良い結果は見込めないでしょう。
塾では、各高校の入試傾向を含むさまざまな情報を把握しています。その情報を基に、現在の学力に合わせた最適な勉強法や効果的な問題集の使い方を提示してくれます。それが合格までの最短ルートとなります。
すぐに質問・相談できる環境がある
高校受験は、なかなか一人では乗り越えられません。
塾では、「どの科目をどれくらい勉強したらいいか分からない」「分からない問題がある」「なかなか成績が伸びない」など、さまざまな質問や不安について、受験のプロが対応しています。受験に関する悩みを早急に解決することで、目の前の勉強に集中することができます。
高校受験に向けた塾の選び方のポイント
では、実際に学習塾を選ぶ際に確認しておくべきポイントを5つご紹介します。
指導方法が本人にあっているか
学習塾には大きく分けて、集団指導塾と個別指導塾の2種類があります。
集団指導塾は、ハイレベルな授業が展開されていることが多く、生徒一人ひとりの個別のカリキュラムは作成されない傾向にあります。物怖じせずに自分の疑問点を質問でき、周囲の環境に影響されて勉強意欲が湧くお子様に向いています。一方、個別指導塾は集団授業のペースについていくのが難しいお子様や、合格までの個別カリキュラムを作成してほしいお子様に向いています。
どちらの指導方式にもメリット・デメリットはありますが、お子様の性格に合わせて選択することが大切です。
高校受験に対応しているか
学習塾には受験に特化した指導を行う進学塾と、学校の授業のフォローや成績アップ等に特化した補習塾があります。
受験合格のために塾を検討するのであれば、「進学塾」を選択しましょう。
また、進学塾のなかでも志望する高校の受験(公立・国立・私立)に対応しているか、そして志望校合格に必要となるレベルの指導がされているかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。
子供・目的に沿ったカリキュラムを用意できるか
志望校によって、入試問題の出題傾向や求められる能力が異なります。特に、私立高校は指導要領外の内容が出題される傾向にあるため、教科書外の問題にも取り組む必要があります。
『自校作成問題対策講座』や『作文・小論文対策コース』などの専門講座があるかどうか、もしくは志望校に応じたカリキュラムが組まれるかどうかを必ず確認しましょう。
志望校の指導実績があるか
志望校や志望校と同レベルの学校の合格実績があるかどうかを確認しましょう。
合格実績があり、その「合格率が高い」となると、『希望するレベルの学校に合格するためのノウハウがある』と判断することができます。
合格実績をHP等で確認する場合は、それが通う予定の教室の実績なのか、他の教室も含めた塾グループ全体の実績なのかを細かく確認することが大切です。分からなければ、面談時に直接尋ねると良いでしょう。
体験授業があるか
入塾してから、「思っていたのと違った」とならないためにも、入塾前に体験授業を受けられるかどうか確認しておきましょう。 塾内の雰囲気はどんな感じか、講師のタイプや指導方法が合っているかなど、事前に確認し、お子様としっかり話し合ったうえで通う塾を決定することが大切です。 集団塾を検討する場合は、授業についていけるかどうか、周りの生徒の雰囲気なども確認しておきましょう。
高校受験に向けた塾の費用相場
高校受験に向けた塾の費用は、指導形態やコース、学年などによって多岐にわたります。
一概には言えませんが、月謝のみの場合、月に1~4万円程度が多くなっています。
年間トータル額は
中学1~2年生:約20~50万円
中学3:約30~60万円
となります。
また、夏期講習や冬期講習などに参加した場合は、上記に季節講習費が加算されます。季節講習費は、塾によって費用が異なり、夏期講習だけで20~30万円必要となるケースもあります。
さらに、中学3年生は志望校に特化した特別講座や受験直前特訓講座などの特別講習や、模擬試験費用なども必要となる場合があります。
授業料以外にも、入会金や年会費、教材費、交通費などがかかる場合もあるため、お子様との相性に加えて、予算に合わせた学習塾選びが必要となります。
個別指導WAMなら高校受験対策に最適
個別指導WAMでは、志望校合格に必要となる入試の点数を科目ごとに設定し、生徒の学力や入試までの残り期間などを考慮して「生徒用カリキュラム」を作成しています。さらに、「上位校受験対策コース」や「苦手科目克服コース」「他塾フォローコース」など、さまざまなコースを用意しております。また、高校合格後を見据えた学習フォローも充実しています。
無料体験授業も随時受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください!
まとめ
いかがでしたか。
高校受験に向けて学習塾に通うことは、さまざまなメリットがあります。
指導形態やカリキュラム内容、合格実績、費用などは、学習塾によって異なるため、しっかりと比較検討し、お子様とも相談したうえで、通塾する塾を決めることが大切です。
お子様に合った学習塾で、志望校合格を目指しましょう!