大学受験は、学びたいこと、将来のこと、様々なことを考えながら志望校を決めるところから始まります。志望校によって受験に必要な科目が異なっていたり、配点が違ったりと、高校受験の時と同じようにはいきません。
一人で大学受験対策をすることに限界を感じ、塾や予備校を検討する方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、大学受験に向けた塾選びのポイントと費用相場をご紹介します。
Contents
大学受験に塾は必須?
結論から言うと、大学受験に塾は「必須」ではありません。 実際に、塾に通わずに合格を勝ち取っている人はいます。 しかし、塾に通わずに受験生全員が志望校に合格できるかと言われると、そうでもないのが現実です。特に、国公立大学や難関大学を受験する場合は、志望校に関するさまざまな情報を把握し、効率的に学習する必要があります。
ここで、必ずしも塾に通う必要のない人の特徴をご紹介します。
・通っている高校に、大学受験のためのサポートが充実している
・自分で、志望校や受験に関する情報を集めることができる
・志望校のレベルと自分の学力に大きな差がない
・勉強に対する意識が高く、学習習慣が身についている
・自分で適切な学習スケジュールを立てられる
いかがですか?
全てに当てはまる、という人は少ないのではないでしょうか。
つまり、合格の可能性を高めるためにも、塾に入っておくほうがメリットは大きいと言えます。
続いて、大学受験において入塾しておくことのメリットを3つ紹介します。
大学受験における塾のメリット
より志望校に合わせた受験対策ができる
塾では、最新の受験情報や志望校の傾向など有益な情報を得ることができるほか、適切な教材選びや過去問対策などをプロとともに行うことができます。また、受験を経験した講師から勉強の仕方やコツを教わることができます。これは、一人で学習している場合には得ることのできない情報となります。
受験の専門家と学習計画を立てることができる
志望校によっては、教科書レベル以上の勉強が必要になります。限られた時間で効率よく受験勉強を行うには相当な工夫が必要です。塾では、志望校の入試傾向を含むさまざまな情報を把握しています。その情報を基に、現在の学力に合わせた学習計画を提示してくれます。指導のプロに相談しながら、学習計画を立てられるというのは大きなメリットとなります。
受験勉強に集中できる環境がある
塾には、同じ目標に向かって頑張る仲間がいます。一人ではなかなか集中することができない、という人にとって、塾は最適な環境と言えます。また、塾によっては自習室が設けられている場合があります。授業日以外にも決まった時間に塾に行って自習を行うなど、学習を習慣化するために利用することもできます。
大学受験に向けた塾の選び方のポイント
指導方法が本人にあっているか
学習塾や予備校には大きく分けて、集団指導・個別指導・映像授業の3つの指導形式があります。
集団指導は、ハイレベルな授業が展開されていることが多く、生徒一人ひとりの個別のカリキュラムは作成されない傾向にあります。物怖じせずに自分の疑問点を質問でき、周囲の環境に影響されて勉強意欲が湧く人に向いています。
個別指導は、集団授業のペースについていくのが難しい人や、合格までの個別カリキュラムを作成してほしい人に向いています。
映像授業は、事前に録画された講義の映像を視聴する形式で、部活動などが忙しく決まった時間を取ることができない人や学習ペースを自分で管理したい人に向いています。
どの指導形式にもメリット・デメリットはありますが、それぞれ内容を吟味して選択することが大切です。
大学受験に対応しているか
学習塾には受験に特化した指導を行う進学塾と、学校の授業のフォローや成績アップ等に特化した補習塾があります。
受験合格のために塾を検討するのであれば、「進学塾」を選択しましょう。
また、進学塾のなかでも志望する大学の受験(公立・国立・私立)に対応しているか、そして志望校合格に必要となるレベルの指導がされているかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。
子供・目的に沿ったカリキュラムを用意できるか
志望校によって、必要となる対策は異なります。国公立大学は主要5教科をまんべんなく学習することが求めらますが、私立大学は限られた2~3科目を深く学習することが求められる傾向にあります。
『医学部専門』や『私立大学理系専門/文系専門』などの目標を絞った塾もあるため、自分の志望する大学に対応しているか、また対応したカリキュラムが組まれるかどうかを必ず確認しましょう。
志望校の指導実績があるか
志望校や志望校と同レベルの学校の合格実績があるかどうかを確認しましょう。
合格実績があり、その「合格率が高い」となると、『希望するレベルの学校に合格するためのノウハウがある』と判断することができます。
合格実績をHP等で確認する場合は、それが通う予定の教室の実績なのか、他の教室も含めた塾グループ全体の実績なのかを細かく確認することが大切です。分からなければ、面談時に直接尋ねると良いでしょう。
体験授業があるか
入塾してから、「思っていたのと違った」とならないためにも、入塾前に体験授業を受けられるかどうか確認しておきましょう。 塾内の雰囲気はどんな感じか、講師のタイプや指導方法が合っているかなど、事前に確認し、親子でしっかり話し合ったうえで通う塾を決定することが大切です。 集団塾を検討する場合は、授業についていけるかどうか、周りの生徒の雰囲気なども確認しておきましょう。
大学受験に向けた塾の費用相場
大学受験に向けた塾の費用は、指導形式やコース、学年などによって多岐にわたります。
一概には言えませんが、月謝のみの場合、月に1~5万円程度が多くなっています。
年間トータル額は
高校1~2年生:約40~80万円
高校3年生:約50~100万円
となります。
また、夏期講習や冬期講習などに参加した場合は、上記に季節講習費が加算されます。季節講習費は、塾によって費用が異なり、授業回数に比例して数万円から数十万円程度必要となります。
さらに、高校3年生は志望校に特化した特別講座や受験直前特訓講座などの特別講習や、模擬試験費用なども必要となる場合があります。
授業料以外にも、入会金や年会費、教材費、交通費などがかかる場合もあるため、予算に合わせた学習塾選びが必要となります。
個別指導WAMなら大学受験対策に最適
個別指導WAMでは、志望校合格に必要となる入試の点数を科目ごとに設定し、生徒の学力や入試までの残り期間などを考慮して「あなただけの学習カリキュラム」を作成しています。さらに、「一般選抜入試対策コース」や「共通テスト入試対策コース」「医学部入試対策コース」など、さまざまなコースを用意しております。
無料体験授業も随時受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください!
まとめ
いかがでしたか。
大学受験に向けて学習塾に通うことは、さまざまなメリットがあります。
指導形式やカリキュラム内容、合格実績、費用などは、学習塾によって異なるため、しっかりと比較検討し、親子で相談したうえで、通塾する塾を決めることが大切です。
自分に合った学習塾で、志望校合格を目指しましょう!