高校生になると、大学受験が身近になり、「塾に行った方がいいかも…」と思う機会が増えるかもしれません。
本記事では、塾に行くメリットや注意点などをご紹介します。塾に行くか迷っている方は是非、参考にしてください。
Contents
高校生は塾に行くべき?
高校生は塾に行くべきなのでしょうか?
一概には言えませんが、「塾に行く目的が明確な人」は行くべきだと言えます。
目的が明確ということは、塾に対して要望がある、ということです。
例えば、「大学に進学したい」という目的がある場合は、「志望校の対策を教えてほしい」や「苦手分野を教えてほしい」といった要望があることになります。
ここまでしっかりと決まっているなら、塾に前向きに検討してもいいのではないでしょうか。
そのほか、
・定期テスト対策をしたい
・内申点をあげたい
・勉強についていきたい
なども目的としてあげることができます。
高校生の通塾率は?
ここで一度、高校生の通塾率について見てみましょう。
文部科学省が公表している「令和3年度子供の学習費調査」によると、高校生の3割~4割程度が通塾しているという結果がでています。
この結果から、皆が塾に行っているわけでないことがわかります。
自分で計画を立てて効率的に勉強ができる人や、大学受験へサポート体制が整った高校にいる人など、塾が必要ではない人もいます。
塾が必要かどうかは、自分の学力や、自分が置かれた環境など、様々なことを考慮して判断する必要があります。
いつから行くべき?
いつから行くべきかについてですが「早ければ早いほどいい」といえます。
志望校のレベルが高い場合はもちろんですが、入試には内申点も重要となります。内申点を上げるためには、定期テストでの高得点が必要となります。早い段階から塾に通っていれば、基礎固めもできますし、定期テスト対策を都度行うことができます。
また、進路が決まっていなくても、好成績をキープすることで選択肢を広げることができます。
これを聞くと、3年生になってからでは遅いのか、と不安になる方もいるかもしれません。3年生でも、基礎が身についている人や、目指す大学、入試方法によっては十分対策できる場合もあります。ただ、国公立大学は受験科目数が多いため3年生から対策をするのは難しいかもしれません。
悩んでいる人は、一度希望の塾に相談してみてください。今の自分の状況や志望校をしっかりと伝え、対応してくれる塾を選ぶようにしましょう。
高校生が塾に行く目的・メリット
ここでは、塾に通うメリットをいくつか紹介したいと思います。
大学受験対策ができる
通塾の目的として一番多いものは「大学受験対策のため」です。
塾では、最新の受験情報や志望校の傾向などを知ることができます。また、受験を経験してきた講師から、勉強の仕方やコツを教わることができます。これは、一人で学習している場合には得ることのできない情報となります。その他にも、進路に関する相談ができる場合もありますので、進学希望の人は塾を積極的に活用するといいでしょう。
専門家と学習計画を立てることができる
目標とする大学によっては、教科書レベル以上の勉強が必要になります。限られた時間で効率よく受験勉強を行うには相当な工夫が必要です。一人で学習計画を立てることのできる人は大丈夫ですが、そうでない人は苦手科目1教科でもいいので、塾に通うことをおすすめします。塾に行けば、指導のプロがいます。相談しながら、学習計画を立てられるというのは大きなメリットとなります。
定期テスト対策ができる
志望校は決まっていなくても、どこかしらの大学には進みたい、と思っている人にとってのメリットは、定期テスト対策ができる、という点です。大学受験の中には、「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」など、内申点を重視する受験方法があります。内申点は、定期テストの結果が大きく関係してきます。1年生の成績も加味されるため、3年生になって巻き返せるものではない、という点にも注意が必要です。
集中できる環境がある
人によっては、自宅では集中できない、という人もいます。そういう人にとっては、同じように勉強に取り組む人が集まる塾の環境というのは大きなメリットとなります。
塾によっては、自習室を確保している場合があります。授業以外にも自習室として使用したい人はあらかじめ席数や使用時間などを確認しておくといいでしょう。
塾に行く際の注意点
塾に行く際は、次のことに注意してみてください。
塾に通う目的が明確か
冒頭でも書いた通り、通塾する前に目的を定めるようにしましょう。塾と言っても、様々な種類があります。目的が明確であれば、たくさんの選択肢の中から、自分に合った塾を探すことができます。
本人に学習意欲があるか
通塾するとなると、「学習意欲があるかどうか」も重要になっています。目的があっても、学習意欲が無ければ続けることはできません。
塾でも、真面目に授業を聞けるのか、与えられた課題をこなせるか、など学校と同じように本人の主体性にゆだねられる部分があります。
指導方法が本人にあっているか
塾を選ぶ際は、指導方法を確認するようにしましょう。
塾には、集団塾と個別塾の2つの種類があります。
集団塾は、1人の講師が多数の生徒を受け持つ授業形式です。同じ目標に向かう仲間と切磋琢磨しながら成長することができます。
個別塾は、1人の講師が1~4人程度の生徒を受け持つ授業形式です。個人のレベルや目標に応じたカリキュラムを作成してくれる場合がほとんどなので、自分のペースで黙々と勉強をしたい人向けです。
費用がかかる
塾に行くためには、それなりの費用がかかります。
入会金や教材費、施設利用費、講習費など、月謝以外にも必要になる場合があります。
検討の段階で、しっかりと費用面についても確認し、その費用に見合ったサポートが受けられるのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
塾に行くべきかどうかは「目的が明確かどうか」で判断することができます。
目的が明確にある場合は、指導方法や費用、そのほか通塾時間や続けることができるか、など様々なことを考慮しながら、自分に合った塾を探してみてください。