「中間テストまであと2日しかないのに、ワークのページが全然進まない……」
「因数分解の公式は覚えたはずなのに、いざ問題を見ると頭が真っ白になる」
今そんなふうに机の前で焦っていませんか?
実は、因数分解ができるようになるために、特別な数学のセンスは必要ありません。
多くの生徒が因数分解でつまずくのは、公式を知らないからではなく、「どの公式を・いつ・どの順番で使うか」という判断基準を知らないからなんです。この記事では、個別指導塾WAMの現場で教えている、「3秒で見分けがつく魔法の判定フローチャート」を特別に公開します。
この記事を読み終わる頃には、目の前の問題がどの公式を使うべきか、パズルを解くように一瞬で見抜けるようになっているはずですよ!
Contents
なぜ「因数分解がわからない」のか?原因は暗記ではなく「選ぶ順番」にあった
「公式を4つも暗記したのに、問題が出るとどれを使えばいいか迷ってしまう」。
君だけでなく、WAMに来る多くの生徒が同じ悩みを抱えて相談に来てくれます。
学校の授業では「今日は公式1」「明日は公式2」と順番に習いますよね。だから、その日は解けるんです。でも、テスト本番では全てのパターンがバラバラに出てきます。
ここで多くの人がやってしまう失敗が、「いきなり公式を当てはめようとすること」です。
数学が得意な人は、実は頭の中で「公式を思い出す」前に、数式の「ある特徴」をチェックして、使うべき公式を自動的に絞り込んでいます。因数分解は、以前に習った「展開」のビデオを逆再生するような作業です。逆再生をスムーズに行うためには、まずそのビデオが「どの種類の映像なのか」を仕分ける必要があります。
この因数分解の判定フローさえ身につければ、暗記に頼らなくても自然と手が動くようになり、『自分でも解ける!』という確信に変わるはずですよ。
【基本】まず覚える!「因数分解4つの基本公式」
フローチャートを使う前に、まずは武器となる4つの公式を整理しましょう。すべて「左辺 = 右辺」の形で統一して覚えるのがコツです 。
- 公式①【足して真ん中、掛けて右端】:
- 公式②・③【カッコの2乗】:
- 公式④【2乗ひく2乗】:
【決定版】WAM式・3秒で見抜く「公式判定フローチャート」
公式を確認したら、次は「どの問題にどの公式を使うか」の判断です 。
判断のポイントは、ズバリ「項の数」です。数式がいくつの塊でできているかを数えるだけで、選択肢は半分以下に絞られます。
以下のフローチャートに沿って、目の前の問題をチェックしてみてください。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス
数式をパッと見たとき、まず「+」や「ー」で区切られた「項」がいくつあるか、指で指しながら数えてみてください。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、いきなり難しい計算を始めようとしてしまうからです。項が2つしかないのに、一生懸命「足して〇〇、掛けて△△」の数字を探しても答えは出ません。まず「形」から入る。これが数学のスピードを上げる最大の秘訣です。
【30秒チャレンジ】フローチャートを実際に使ってみよう!
以下の3題はどの公式を使うのか、フローチャートで判定してみてください。
- (1)
→ 項の数は2つ。25は5の2乗。……答え:公式④ - (2)
→ 項の数は3つ。両端(x² と 9)が2乗の形。……答え:公式② - (3)
→ 項の数は3つ。端の「6」は2乗の数ではない。……答え:公式①
どうですか?「どの公式を使うか」に迷う時間がなくなるだけで、解くスピードが劇的に上がるのを感じられるはずです。
意外と忘れる!鉄則「STEP 0:共通因数」チェック
フローチャートを使う前に、絶対に忘れてはいけない「解法ルール」があります。
それが、STEP 0:共通因数でくくるという工程です。
実は、因数分解のミスで最も多いのは公式のミスではなく、「共通因数があるのに、そのまま公式に当てはめようとして計算が複雑になり、途中で諦めてしまう」パターンです。
共通因数と因数分解の公式の関係は、「掃除機と雑巾がけ」に似ています。 まずは大きなゴミ(共通因数)を掃除機で吸い取ってからでないと、綺麗に雑巾がけ(公式の適用)はできません。
以下の表で、チェックの優先順位を整理しました。

例えば、 という問題。いきなり公式を考えようとすると大変ですが、最初に「3」でくくって とすれば、カッコの中はとても簡単な公式②の形 になりますよね。
よくある質問:プラスとマイナスの符号で混乱します
個別指導の面談で、よく多くの生徒から受ける質問にお答えします。
Q. 「掛けてプラス、足してマイナス」になる数字の組み合わせが、どうしてもパッと思いつきません。
A. 答えは「符号のルール」を先に決めてしまうことです!
「掛けてプラス」ということは、探すべき2つの数字の符号は「プラスとプラス」か「マイナスとマイナス」のどちらかしかありません。そこで「足してマイナス」という条件を見れば、自動的に「両方マイナスの数字を探せばいいんだ!」とわかります。
このように、符号の組み合わせから考える範囲を絞り込むのが数学のコツです。一つずつ条件を整理していけば、魔法みたいに数字が見つかるようになりますよ。
まとめ
因数分解は、一度「見分け方」のルールを体得してしまえば、パズルを解くような感覚で着実にスコアを伸ばせる「確実な得点源」に変わります。
- まず共通因数でくくる(STEP 0)
- 数式の項の数を数える
- 判定フローチャートで公式を特定する
この3つの手順を、ぜひ次のテストで試してみてください。ワークの残りの問題も、今までよりずっとスムーズに解けるはずです。
もし「もっと自分に合った解き方のコツを知りたい」「数学の苦手をごっそり解消したい」と思ったら、ぜひ個別指導塾WAMを頼ってください。君専用の「わかる!」を、一緒に見つけていきましょう。
