鉄道・道路・通信
設備管理・点検・保守
発電所・変電所・上下水処理
ビル・工場のインフラ設備管理
これでインフラ現業系の仕事がイメージしやすいでしょうか。
インフラ現業系の仕事というと、なんか堅そう。特別な人がやってそう。どうやって入るのか分からない。
そんな印象を持つ人が多いかもしれません。でも実際は、インフラ現業系の仕事は、
入り口がきちんと用意されている数少ない仕事です。
しかも、その入り口は、偏差値や学歴でガチガチに固められているわけではありません。
大事なのは、正しい入口を知っているか。順番を間違えないか。
この2つだけです。
まず前提として、インフラ現業系とは、
電気・ガス・水道
鉄道・道路・通信
設備管理・点検・保守
発電所・変電所・上下水処理
ビル・工場のインフラ設備管理
など、社会が止まらないために必ず必要な現場の仕事です。
この世界の特徴ははっきりしています。
仕事がなくなりにくい
未経験から育てる前提がある
現場経験と資格が評価される
年齢を重ねても役割がある
つまり、人が足りない。続けてくれる人が欲しい。という世界です。
多くの生徒が誤解しているのが、「いきなり大手インフラ企業に入らないと意味がない」という考えです。
これは違います。インフラ現業系の入り口は、だいたい次の4つに分かれます。
一番シンプルで、実は王道のルートです。
設備会社
電気工事会社
ビルメンテナンス会社
鉄道・インフラ関連の協力会社
こういった会社では、資格は入社後に取る。最初は補助作業からスタート。が前提になっています。
このルートの強みは、早く現場に入り、経験を積めること。
学力よりも、
遅刻しない
指示を聞く
続ける
この3つができるかが重視されます。
いきなり働くのは不安!という人には、
専門学校や工業系の学科も現実的な選択肢です。
ここでは、
電気
設備
機械
建築
などを基礎から学びつつ、資格取得をセットで目指します。
このルートのメリットは、資格+就職先がセットになりやすいこと。
学校側が企業とつながっていることも多く、就職先のイメージを持ったまま学べるのは大きな強みです。
あまり知られていませんが、国が用意しているかなり強いルートです。
失業者・若年層向け
学費が安い、もしくは無料
資格取得と就職支援がセット
電気・設備・溶接・機械など、インフラ現業系と直結する訓練が多い。
学力試験よりも、本気でやる気があるか。を見られます。
最初から正社員や資格を狙わず、「現場に触れる」ことを目的にするルートです。
アルバイト
契約社員
補助作業
ここで重要なのは、仕事を見てから続けるか判断できること。
インフラ現業系は、向き・不向きがはっきり出ます。
だからこそ、小さく入って、続けられるか確かめる。
この入り方は、とても賢い選択かもしれません。
この世界で一番大事なのは、
資格を一発で取りに行かないことです。
多くの資格には、入り口用の資格があります。
たとえば、
電気 → 第二種電気工事士 (一段目)
設備 → 各種技能講習 (二段目)
管理職 → 実務経験+上位資格 (三段目)
まずは一段目を取る。その後、働きながら二段目、三段目へ。
この階段構造を知っているだけで、将来の見通しが一気に現実になります。
インフラ現業系の現場で評価されるのは、
安全意識
継続力
です。難しい理論より、昨日より今日、できることが増えているか。
学校の成績で自信をなくしていた人ほど、
自分はちゃんと成長できる。という感覚を取り戻しやすい世界でもあります。
インフラ現業系を選ぶことは、楽な道でも逃げでもありません。
むしろ、
早めに方向を決め
腰を据えて積み上げ
社会に必要とされ続ける
かなり戦略的な進路だと思います。学力に自信がなくてもいい。
大事なのは、自分の足で立てる道を、ちゃんと理解して選ぶこと。
インフラ現業系は、そのための入口が、今もちゃんと開いている世界です。