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2026.01.09

進路のリアル:就職を前提に考え学部選びをするなら

大学はゴールではありません。

今回のブログでは大学を社会に出るための投資として考えてみましょう。

学びが投資ならば、将来に利益を得る事ができるかどうか。

学ぶ価値があるのかどうかも検討してみましょう。

就職を前提に考えたとき、学部選びで失敗しないための職域という視点

進路を考えるとき、どの高校に行くか?どの大学に行くか?という話はよく出てきます。
しかし、どの学部で、何を学ぶか?という話になると、途端に曖昧になることがあります。

大学は職業訓練校ではありませんし、学問を学ぶ場所であり、知的探究を深める場所になります。
ですから、就職のためだけに大学に行くべきだ!!という話ではありません。

ただ一方で、現実として、大学を卒業した多くの人は社会に出て働くことになりますし、

先日のブログで説明したように、卒業後に就職する一括採用システムが我ら日本には存在します。

したがって、就職を完全に無視して学部を決める事もリスクがあるように思います。
そして、なによりも大学に通うには学費がかかります。

特に私立大学では、4年間で数百万円単位の費用が必要になることも珍しくありません。

ここで一度、冷静に考えてみてほしいのです。
学校に行くという行為を、社会に出る前の投資として捉えたとき、学部選びは本当に今のままで良いのか。

学部と職業が直結するケースと、そうでないケース

大学の学部は、大きく分けると二つのタイプに分かれます。

一つは、学んだことがそのまま職業に直結しやすい学部です。
もう一つは、学んだことが直接的には職業名に結びつかない学部です。

たとえば、

  • 医学部 → 医師

  • 看護学部 → 看護師

  • 教育学部 → 教員

  • 薬学部 → 薬剤師

このような学部では、あなたは何ができますか?と聞かれたときに、
この資格を持っていて、この仕事ができます。と、非常に分かりやすく説明できます。

一方で、

  • 文学部

  • 法学部

  • 経済学部

  • 社会学部

といった学部では、卒業した瞬間に特定の職業名が付くわけではありません。
これが良い・悪いという話ではありませんが、就職活動においては説明力が求められるという現実があります。

学びが投資になるのであれば、どの学部で4年間の時間を費やし、

そして数百万円を投資するのか。

それは重要な判断ではないでしょうか。

職域という考え方が、学部選びを現実的にする

ここで重要になるのが、職域という考え方です。
職域とは、その学部を出た人が、現実的に入っていける仕事の範囲のことです。

例えば、看護学部であれば職域は非常に明確です。
病院、クリニック、介護施設、訪問看護など、資格を軸にした職域がはっきりしています。

一方で、職域が広い学部もあります。
経済学部や法学部は、金融、メーカー、IT、行政など、幅広い業界に進むことができます。
ただしその分、何ができるのか?を自分の言葉で説明できなければ、強みになりません。

さらに注意が必要なのは、職域が曖昧なまま卒業を迎えるケースです。

就職活動の場で、
「あなたは大学で何を学びましたか?」
「それを使って、会社で何ができますか?」
と聞かれたときに、答えに詰まってしまう。

これは学力の問題ではなく、学部選びや学びや経験が職業と連結していない事が問題なのです。

企業で活躍するために、大学生活ではあなたは時間どのように投資したのか?

そして何ができるようになったのか?

それらを就職活動で説明できれば就職できる範囲は広がるはずです。

資格があるかだけでなく、説明できるかが重要

よく資格があれば安心と言われます。確かに、資格は武器になります。

しかし、資格がない学部がすべて不利かというと、そうではありません。
重要なのは、
大学で学んだことや経験を、社会でどう使うかを説明できる状態で卒業できるかです。

例えば、

  • 文学部で培った読解力・文章力・説明力

  • 社会学部で身につけたデータ分析や調査力。社会を俯瞰する力

  • 法学部で養った論理的思考力

  • 部活動で養った非認知能力

これらは、確かに社会で役立ちます。ただし、それは自動的に評価されるものではありません

「あなたは何ができますか?」
この問いに、具体的に答えられる準備を、在学中にしておく必要があるのではないでしょうか。

学部選びは好きだけでも就職だけでも足りない

学部選びでよくある失敗は、

  • 偏差値や大学名だけで選ぶ

  • とりあえず大学に行くことが目的で学部はなんでもいい。

  • 大学は進路を考える4年間にしたいだけ。

こうした考え方です。

逆に、就職に有利そうだから。という理由だけで選ぶと、
4年間の学びが苦痛になり、途中で方向性を見失うこともあります。

大切なのは、自分は何を学びたいのかと社会でどう生きたいのかを、両方考えることです。

大学はゴールではありません。社会に出る前の準備期間であり、投資期間です。

その投資が、

  • どんな職域につながるのか

  • その職域で自分は納得して働けそうか

ここまで考えたうえでの学部選びは、決して現実的すぎる話ではありません。
むしろ、後悔を減らすために必要な視点です。

進路のリアルとして伝えたいこと

学部選びに正解はありません。
ただし、考えずに選んだ結果、説明できない状態で卒業することは、後から大きな負担になります。

就職活動の直前になって、

自分は何ができるんだろう?
どんな仕事に応募できるんだろう?
と悩む人は、実際に少なくありません。

そうならないために、今の段階から職域という視点で、学部や学びを調べてみてください。

世の中には職業が沢山あります。

選択肢がありすぎるため、目標地点は簡単には見つからないかもしれない。

しかし、大学での学びや経験が、社会に出たときにどうつながるのか。
その一本の線を、少しでも意識できれば、方向性だけでも定まれば

進路選びはもっと納得感のあるものになるのではないでしょうか。

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