こんにちは、初石駅前校です。
「あと何日で本番…親として何ができるだろう」中学入試本番が目前に迫り、お子様はもちろん、支えてきた親御様の緊張もピークに達している時期ではないでしょうか。「あと何をさせればいいのか」「万が一のことがあったら」と不安になるのは当然のことです。
しかし、この時期に最も大切なのは、新しい知識を詰め込むことではなく、お子様が持てる力を100%出し切れる環境を整えることです。流山市、柏市の受験生を持つご家庭でも、親のサポート次第で本番のパフォーマンスが大きく変わります。今回は、直前期に親ができる究極のサポートと、平常心を保つ具体的な方法をご紹介します。

具体的なスケジュールを立てることで、親子ともに落ち着いて本番に臨めます。
いつも通りの時間に起床し、いつも通りの朝食を取ります。特別なことはせず、日常のリズムを保つことが重要です。
勉強は軽めに留めます。新しい問題に手を出すのではなく、今まで解いた問題の中で間違えやすかったものを確認する程度にします。
昼食後は、持ち物の最終確認を親子で一緒に行います。受験票、筆記用具、腕時計、上履き、昼食(お弁当)、水筒、防寒具などをリストアップし、チェックします。
試験会場までの経路と所要時間を再確認します。複数のルートを考えておくと、当日のトラブルに対応しやすくなります。
午後3時以降は勉強を切り上げ、好きな本を読む、軽い運動をするなど、リラックスした時間を過ごします。
夕食はお子様が好きな、胃腸に優しい食べ慣れたものを用意します。特別な栄養価の高い食事よりも、いつも通りの食卓が安心感を与えます。
入浴は早めに済ませ、就寝時刻の2時間前までに終えます。体が温まりすぎると眠りにくくなるため、時間に余裕を持ちましょう。
就寝は普段より30分早めを目安にします。「明日が本番だから早く寝なさい」と言うと、かえって緊張して眠れなくなるため、自然に眠くなるまで待ちます。
いつもより30分早く起床します。余裕を持って準備することで、焦りを防ぎます。
朝食は消化の良いものを適量取ります。食べ過ぎると試験中に眠くなるため、腹八分目を心がけます。
出発の30分前に持ち物の最終確認をします。親が「忘れ物ない?」と何度も聞くと緊張が高まるため、一緒にリストを見ながら静かに確認します。
余裕を持って出発します。電車の遅延や道路の渋滞を想定し、1本早い電車に乗ることをおすすめします。
移動中は受験の話題を避け、「今日は天気がいいね」「この電車、新しい車両だね」など、日常的な会話で気を紛らわせます。
会場に到着したら、トイレの場所を確認し、一度済ませておきます。
試験が終わったら、「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけます。「どうだった?」「できた?」と問い詰めるのは避けましょう。
複数日にわたる試験の場合、その日の試験内容は振り返らず、翌日に向けて気持ちを切り替えます。
親の何気ない行動が、お子様を追い詰めることがあります。
新しい知識を詰め込んでも、短期間では定着しません。むしろ「覚えきれない」という焦りを生み、自信を失わせます。
今まで解いた問題の中で、自信を持って解ける問題を数問解かせます。「これができる」という自信を持たせることが重要です。
「頑張って!」「絶対合格するよ!」といった言葉は、プレッシャーを増幅させます。お子様は既に十分頑張っています。
「いつも通りにやれば大丈夫」「楽しんでおいで」と、力を抜かせる言葉をかけます。
子どもは親の不安を驚くほど敏感に察知します。親がピリピリしていると、子どもは「失敗したら親を悲しませる」というプレッシャーを感じます。
心の中では不安でも、お子様の前では努めて明るく、どっしりと構えた姿勢を見せます。「女優・俳優」になりきることが必要です。
「〇〇ちゃんは△△中学も受けるんだって」「〇〇くんはもう全部の過去問を解いたらしいよ」といった情報は、焦りを生みます。
他の受験生の情報は一切口にしません。お子様だけに集中し、お子様のペースを尊重します。
「合格したら〇〇を買おうね」「春からは△△中学の生徒だね」といった言葉は、結果へのプレッシャーになります。
結果に関する話題は避け、「今できることをやろう」という姿勢を示します。
よくある親の不安について、具体的にお答えします。
「寝ないとダメ」と言うと、かえって緊張が高まります。「眠れなくても、横になっているだけで体は休まるよ」と伝え、リラックスさせます。
温かいミルクやカモミールティーを飲ませる、アロマを焚くなど、リラックス効果のある方法を試してもいいでしょう。
「緊張してるんだね。大丈夫だよ」と共感を示します。多くの場合、ストレス性の腹痛なので、トイレに行かせて落ち着かせます。
念のため、整腸剤を持参しておくと安心です。
周りの受験生が賢そうに見えるのは、誰もが感じることです。「あなたも周りから見たら賢そうに見えてるよ」と伝え、自信を持たせます。
「そう感じるのは、真剣に取り組んだ証拠だよ。次の教科に切り替えよう」と前向きに声をかけます。
終わった教科の話は一切せず、次の教科に向けて気持ちを切り替えさせることが重要です。
お子様の前では明るく振る舞い、不安は同じ受験生を持つ親や、塾の先生に相談します。一人で抱え込まないことが大切です。
万が一のトラブルに備えて、対処法を知っておきましょう。
すぐに試験会場の受付に申し出ます。多くの学校では、身分証明書(保険証など)があれば受験できます。
慌てずに落ち着いて対応することが重要です。
遅延証明書を必ずもらいます。試験会場に電話し、遅延の旨を伝えます。多くの学合では、公共交通機関の遅延には配慮してくれます。
タクシーの利用も検討しますが、焦って運転手に急かさないよう注意します。
我慢せず、すぐに手を挙げて試験官に伝えます。保健室での受験や、別室受験が認められる場合があります。
無理をして悪化させるより、正直に申し出ることが大切です。
予備の筆記用具を必ず持参します。シャープペンシルなら予備の芯、鉛筆なら複数本用意しておきます。
消しゴムも2個以上持参することをおすすめします。
中学入試本番を目前に控え、親御様ができることは、新しい知識を詰め込むことではなく、お子様が持てる力を100%出し切れる環境を整えることです。
前日・当日のタイムラインに沿って、いつも通りのリズムを保ち、NG行動を避けることで、お子様は落ち着いて試験に臨めます。親自身が平常心を保ち、明るくどっしりと構えた姿勢を見せることが、最大のサポートです。
「どんな結果になっても、ここまで頑張ってきたこと自体が素晴らしい」という思いを、言葉や態度で伝え続けることが、お子様の最後の一踏ん張りを支える勇気になります。
流山市、柏市の受験生を持つご家庭でも、親のサポート次第で本番のパフォーマンスが大きく変わります。中学受験は、家族で一つの目標に向かって走る貴重な経験です。最後は笑顔で送り出せるよう、できることを一つひとつ実践していきましょう。
初石駅前校では、中学受験生のサポートを全力で行っています。直前期の不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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