高校1・2年生の保護者の皆さま、お子さまの英語学習はいかがでしょうか。
大学入試の共通テストでは、英語の配点が高く、全体の得点を左右する最重要科目の一つです。特にここ数年で問題形式が大きく変化し、単純な知識よりも「読んで理解し、情報を処理する力」が求められるようになりました。今のうちからどのように学習していくかで、受験期の伸びが大きく変わります。
まず押さえておきたいのは、基礎単語と文法の徹底です。
共通テストの英文は見た目ほど難しくありません。使われている単語の多くは高校必修レベルであり、基礎を固めているかどうかが得点差になります。単語帳を1冊決めて繰り返し学習し、「見た瞬間に意味が浮かぶ」状態を目指しましょう。文法も「丸暗記」ではなく、「文の構造を自分で説明できる」ように理解することが大切です。
次に大切なのが、長文読解の練習です。
共通テストでは全て長文形式で、80分間に約6000語もの英文を処理しなければなりません。これは授業だけでは身につきにくいスキルです。早い段階から時間を計って読み切る練習を取り入れ、読解スピードと集中力を育てていくことが重要です。最初は完璧を目指すよりも、「制限時間内に最後まで読み切る」ことを意識しましょう。
また、リスニング対策も欠かせません。
共通テストではリスニングの配点がリーディングと同じ100点。つまり、聞き取りの力が得点の半分を占めます。多くの生徒が苦手とするのは「単語の音を知らない」ことです。単語帳や教科書本文を音読したり、発音アプリなどを使って「耳と口の両方」を鍛えることで、聞き取り力が確実に上がります。日常的に英語の音に触れる環境を作ることがポイントです。
そして、模試を活用することも効果的です。
共通テスト型模試では、時間配分・設問形式・集中力などを実戦的に確認できます。点数だけで一喜一憂せず、「どこで時間を使いすぎたか」「どのタイプの問題に弱いか」を分析し、次の学習に活かす姿勢が大切です。
英語は一夜漬けでは伸びません。
毎日の積み重ねが何よりも力になります。1日20分でも継続して取り組むことが、半年後・1年後の大きな差になります。
当塾では、生徒一人ひとりのレベルに合わせて「英語基礎」「長文読解」「リスニング」「模試対策」まで、段階的にサポートしています。
「部活で忙しい」「英語が苦手」と感じている生徒も、今からの取り組みで十分に変わることができます。
英語は、早く始めた人ほど伸びる教科です。
受験を意識し始めた今こそ、共通テストを見据えた英語学習をスタートしていきましょう。