こんにちは、初石駅前校です。
共通テストや一般入試が目前に迫る直前期は、受験生の成績が伸び悩んだり、模試の結果が振るわなかったりすることで、「志望校を下げるべきか」という大きな不安に直面することがあります。この悩みは、お子様本人だけでなく、親御様にとっても最もつらい決断の一つです。
しかし、不安な状況だからこそ、冷静かつ建設的な話し合いが必要です。流山市、柏市の受験生家庭でも、直前期の冷静な判断により、納得のいく受験結果を得ています。今回は、受験直前にこの悩みに直面した際に、後悔のない判断を下すための「親子での話し合い方」と対処法をご紹介します。

志望校を変更すべきかどうかを、段階的に判断するフローチャートをご紹介します。
まず、親御様は、お子様の現在の偏差値や点数ではなく、「今、どれくらい不安に思っているか」という心の状態に焦点を当てましょう。
話し合いの技: 「頑張りが点数に繋がらなくて、つらいね」と共感し、「(志望校を下げることについて)あなたが今一番どうしたいか、正直に教えて」と、本音を引き出します。親が不安を理解してくれる姿勢が、冷静な判断の土台となります。
質問例:
感情的な議論を避けるため、客観的なデータに基づいて判断を下します。直近の模試や過去問の結果を広げ、ギャップの原因を探りましょう。
冷静な分析: 「今の点数が足りないのは、知識不足か? 時間配分ミスか? メンタルの問題か?」を明確にします。もし原因が知識や時間配分の問題なら、残り数週間での改善の余地があるかもしれません。
分析の視点:
志望校の合格最低点と、現在の得点を比較します。
判断基準:
志望校を下げる選択肢(安全校)と、現在の志望校(チャレンジ校)の両方にメリット・デメリットがあることを理解します。
選択肢の比較: 「安全校に進むと、〇〇なメリットがある。チャレンジ校に進むと、××なリスクがある。あなたがより納得できるのはどちら?」と、お子様自身に最終的な決定権を委ねます。この時期の選択は、「どれだけ本人が納得して受験に臨めるか」が最も重要です。
比較表の作成例:
直前期の志望校変更が受験結果に与える影響について、データをご紹介します。
これらのデータは、直前期の志望校変更は決して珍しくなく、重要なのは本人が納得して決断することを示しています。
志望校変更について話し合う際の、NG対話とOK対話を比較してみましょう。
NG対話:
OK対話:
ポイント: 感情を否定せず、まず共感することが重要です。
NG対話:
OK対話:
ポイント: 選択肢を提示し、最終決定権を本人に委ねることが重要です。
NG対話:
OK対話:
ポイント: 焦らせず、冷静に考える時間を確保することが重要です。
柏市、流山市の受験生家庭でも、この対話法で親子が納得のいく決断を下しています。
志望校変更について、後悔しない決断をするためのチェックリストです。
□ 子どもの不安の度合いを理解している
偏差値や点数ではなく、心の状態を把握しましょう。
□ 得点が足りない原因を客観的に分析している
知識不足、時間配分ミス、メンタルの問題を明確にしましょう。
□ 目標点とのギャップを数値化している
10%以内なら維持、20%以上なら変更を検討しましょう。
□ 安全校とチャレンジ校のメリット・デメリットを比較している
両方の選択肢を具体的に比較しましょう。
□ 子ども自身が納得して決断している
親が押し付けるのではなく、本人の意思を尊重しましょう。
□ 残り期間で改善可能な点を特定している
知識や時間配分の問題なら、まだ間に合います。
□ チャレンジ受験のリスクを理解している
E判定からの合格率は約15%という現実を認識しましょう。
□ 締め切りまでの時間を把握している
焦らず、冷静に考える時間を確保しましょう。
□ 親子で話し合う時間を十分に取っている
一度の会話で決めず、複数回話し合いましょう。
□ 塾や学校の先生に相談している
第三者の客観的な意見も参考にしましょう。
7個以上チェックできれば、後悔しない決断ができる準備が整っています。5個以下の場合は、もう少し時間をかけて話し合いましょう。
親御様がすべき役割は、判断を押し付けることではなく、情報と選択肢を整理し、お子様の決断を支えることです。
「成績」ではなく「不安の度合い」を共有し、「目標点」と「現実の点」のギャップを分析し、「志望校変更」の選択肢を具体的に比較することで、後悔のない決断ができます。最も重要なのは、本人が納得して受験に臨めるかどうかです。
流山市、柏市の受験生家庭でも、直前期の冷静な判断により、納得のいく受験結果を得ています。焦らず、お子様の気持ちに寄り添いながら、一緒に最善の選択を見つけてください。
当塾でも、受験直前期の志望校相談や出願戦略について、個別にアドバイスを行っています。志望校変更でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
塾長より
西初石小、八木北小、おおぐろの森小、おおたかの森小、西原小、
西初石中、常磐松中、北部中、おおぐろの森中、おおたかの森中、西原中、
柏高、柏中央高、柏陵高、東洋大学附属牛久高など
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