2024年って、つい最近のことのはずなんですけどね。
不思議なもので、ふと振り返るとあれ?
去年って何かあったっけ?となります。
人って意外と直近の記憶ほど曖昧なんだなぁと感じます。
コロナ過のような異常な状態ははっきり覚えているけど、去年事は覚えていない。
しかし、昨年の出来事を調べているとまず浮かんでくるのが、パリ五輪。
競技を見ていたわけじゃないのに、SNSで何度も見かけた選手の顔は忘れません。
特に、トルコの射撃選手ユスフ・ディケチさん。
通称、無課金おじさん。なんて呼ばれていた、あの渋い顔の人。
そして同じ射撃の韓国、キム・イェジ選手。
あの堂々とした雰囲気、かっこよかったな…という記憶だけ妙に残っています。
スケートボードの若い選手の活躍。ブレイキンが正式種目に出てきたこと。
新しい時代の空気が舞っていたオリンピックだった気がします。
そして、あまり明るくないニュースもありました。
松本人志さんの活動休止。性加害疑惑の報道があって、松本さんは事実無根と言っていたけれど、世間は揺れていた。
ああいうニュース、胸がざわつきますね。
芸能界の不祥事、もう少し静かに扱ってほしい…そんな気持ちもありました。
ただ、この11月に「downtown+」で活動再開。
どう受け止めるのかは人それぞれなんでしょう。
しかしそれ以上に、感じる事。
それはテレビ離れがまた進んだって事です。
誰しもが簡単にアクセスできるTVでは誰もが安心して見れるコンテンツしか認められない。
そして若者も、私ぐらいの年齢の人達もドンドンTVを見なくなる。
もうテレビはオワコンなのでしょうか。
そして今年の訃報で一番こたえたのが、鳥山明さんの死。
ドラゴンボール、ドクタースランプ。
80〜90年代を生きた自分には、本当に「一つの時代が終わった」と感じる出来事でした。
あのころの熱量やワクワクを作っていた人がいなくなるというのは、胸にぽっかり穴が開くような感覚があります。
…そんな一年でしたね。
ニュースって淡々と流れていくけれど、自分が心を動かされたところだけ、ぽっと光るように残る。
それを拾っていく作業は、なんだか日記みたいで好きです。
皆さん、2025年もそろそろ幕を閉じようとしています。
皆さんの心に残った出来事はいったいなんでしょうか。