こんにちは、初石駅前校です。
近年、学校教育においても入試においても、「読解力(問題文や文章の意図を正確に読み取る力)」の重要性が高まっています。読解力は、国語だけでなく、算数の応用問題や理科・社会の記述問題にも直結する「すべての学力の土台」です。
実は、この読解力は、特別な教材を使わなくても、日々の親子間の「対話」の中で効果的に育てることができます。流山市、柏市の家庭でも、親子の対話を意識的に変えることで、子どもの読解力が向上しています。今回は、学力向上に繋がる、親子の対話の「新常識」をご紹介します。

読解力が学力全体に与える影響について、科学的なデータをご紹介します。
これらのデータは、読解力が学力全体の土台であり、親子の対話がその育成に直結することを示しています。
年齢に応じた、効果的な対話テクニックをご紹介します。
テーマ: 語彙力の土台作り
低学年は、まず語彙力を増やすことが最優先です。会話の中で、意識的に子どもの知らない言葉を使ったり、言い換えたりする工夫が必要です。
対話の技: 子どもが「嬉しかった」と言ったら、「それは歓喜(かんき)したってことだね」と、類語やより深い意味の言葉をさりげなく伝えます。日常の言葉のシャワーが、語彙力の土台を作ります。
具体例:
テーマ: 要約力の育成
中学年は、情報を整理して伝える力を養う時期です。子どもが何か出来事や見たものについて話すとき、ただ相槌を打つだけでなく、「結局、一番言いたかったことは何?」と問いかけましょう。
対話の技: 「今日見たテレビのニュースで、一番大切だと思ったことは?」「あの本を読んで、主人公の気持ちがどう変わったか、一言で教えて?」と、文章や情報を圧縮して伝える力を養う練習を日常的に行います。
具体例:
テーマ: 思考力と推測力の深化
高学年は、筆者の意図を推測し、自分の意見を持つ力を育てる時期です。「なぜ〇〇なの?」という質問は、正解を求める受け身の姿勢につながりがちです。読解力で重要なのは、筆者の意図を推測し、自分の意見を持つことです。
対話の技: 「登場人物がこの時、どんな気持ちだったと思う?」「もしあなたがその立場だったら、どうする?」といった共感や想像力を求める問いかけに切り替えることで、思考力や多角的な視点が育まれます。
具体例:
柏市、流山市の高学年生も、この段階で思考力と推測力が飛躍的に向上しています。
日常会話での、NG例とOK例を比較してみましょう。
NG会話:
OK会話:
NG会話:
OK会話:
NG会話:
OK会話:
親子の対話で読解力を高めるための、実践的なワークシートです。
以下の質問を、1日1つでも意識して使ってみましょう。
要約力を育てる質問:
思考力を深める質問:
語彙力を増やす工夫:
週末に、以下の質問を使って1週間を振り返りましょう。
振り返り質問:
1ヶ月ごとに、以下の項目で成長を確認しましょう。
日常の対話の中で、少し意識を変えるだけで、お子様の読解力は確実に向上します。ぜひ今日から「新常識」の対話を取り入れてみてください。
「要約させる」問いかけでアウトプットを促し、「なぜ?」ではなく「どう思う?」で思考を深め、「語彙力」を増やす日常的な工夫を実践することで、読解力は着実に向上します。流山市、柏市の家庭でも、この対話法で子どもの学力が大きく伸びています。
当塾でも、読解力を高める指導や、親子の対話についてのアドバイスを行っています。読解力向上でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
塾長より
西初石小、八木北小、おおぐろの森小、おおたかの森小、西原小、
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