教室ブログ
2022年の事を振り返りたいと思います。3年前だと記憶も真新しいです。
しかし、2022年は、まさか！！が立て続けに起きた一年でした。
まずは奈良での事件です。
安倍元首相が撃たれた日、教室で先生と話していた光景を今でも覚えています。
あのニュース速報の文字や動画。まさか、この日本で、そんなことが起きるなんて。
私も先生もどことなく元気がありませんでした。
家族や知り合いも「え、うそでしょ…？」と声を失っていました。
2022年は旧統一教会の問題や宗教2世の話題が続き、社会がとてもざわついていました。
人の信仰、家族、政治、どれも簡単に線を引けないテーマです。
大人でも答えの出ない問いが、あの夏に突きつけられたように思います。
そして同じ年。遠い国で、また別の まさか！！が起こりました。
ロシアがウクライナに侵攻を始めました。
ニュース映像には、逃げ惑う人々、壊れた街、そしてドローンの映像。
戦争が、まるでゲームのように映し出される時代に、私たちは生きているんですね。
本物の戦争の映像なのかダミー映像なのか、分からなくなるような感覚。
戦争は遠い出来事ではなく、ガソリン価格、食料品の値上げとして、私たちの日常に影を落としました。
パンやコーヒーの値段が上がった朝、ふと「世界はつながっている」と感じましたね。
西側とロシア、中国。正義と悪。その線引きだけでは語れない複雑さも、きっとあるはずです。
だからこそ、真実を見つめる目を持ち続けたいと思います。
そんな暗いニュースの中でも、人々を支えたのは物語だった気もします。
2020年に鬼滅の刃の劇場版が大ヒットし、2022年はAimerの残響散歌が街に流れていました。
煉獄さんのあの言葉、「心を燃やせ！」に私の心も燃えたように思います。🔥
子どもたちがアニメを通して強さや優しさを学ぶ姿に、少し救われます。
教室でも「先生、煉獄さんのとこ泣いたわ」と話す子がいました。
アニメが一つの支えになる時代。
それもまた、教育の一つの形なのかもしれません。
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