教室ブログ

2025.10.10

この時期に差がつく!過去問演習の正しい進め方

こんにちは!個別指導WAM高松レインボー校です。

いよいよ10月。共通テストまであと3ヶ月ほどとなりました。

多くの学校で模試や過去問演習が本格化し、「志望校との距離」がより明確になる時期でもあります。

しかし、ただやみくもに過去問を解いても、なかなか成果にはつながりません。

今回は、「過去問演習で確実に成績を伸ばすための正しい進め方」についてお伝えします。

1. 過去問は「解く前」が重要!

過去問に取りかかる前に、まずやるべきことがあります。

それは、「出題傾向の把握」と「合格最低点の確認」です。

志望校によって、出題形式や配点のバランスは大きく異なります。

英語の長文読解が重視されているのか、数学の証明問題が頻出なのかを把握しておくことで、解く際の意識も変わります。

また、合格最低点も要チェック。得点目標を明確に持つことで、「合格点まであと何点足りないのか」が見え、戦略的な演習ができます。

2. 「制限時間を守って解く」が基本

過去問は、本番と同じ条件で解くことが大前提です。途中で休憩したり、時間を気にせずダラダラ解いたりしていては、実践力は身につきません。

特に大切なのが時間配分。例えば数学で1問に時間をかけすぎて、最後の大問が手つかず…というのは受験でありがちなミスです。

実際に時間を計って解くことで、自分の「弱点の時間配分」も見えてきます。

3. 「解いたあと」の分析が最も大切!

過去問演習の最大の目的は、「点数を取る練習」ではなく、「弱点の洗い出しと修正」にあります。

・なぜその問題を間違えたのか?

・知識不足か、読解ミスか?

・他のやり方があったのでは?

こうした振り返りをすることで、次に同じミスを繰り返さないようにできます。

演習後は必ず、「解き直し」と「間違えた理由の分析」をセットで行いましょう。

4. 教科ごとの優先順位をつけよう

全教科を同じペースで進めるのは現実的には難しいです。過去問を解いていく中で、

• 合格点に届いている教科

• まだ足りない教科

• 伸びしろがある教科

を見極め、優先順位をつけて対策を進めることが大切です。

特に「あと一歩で届きそうな教科」は、重点的に取り組めば短期間で大きく点数が伸びます。

逆に「大きく足りない教科」は、まず基礎の総復習から始める必要があるかもしれません。

5. 過去問は“繰り返し”がカギ

過去問は1回解いて終わり、ではありません。むしろ、同じ年度の問題を3回以上解くことが理想的です。

1回目:実力試しとして本番同様に

2回目:解き直しと理解の確認

3回目:満点を狙って再チャレンジ

このように繰り返すことで、問題の型に慣れ、得点力が確実にアップしていきます。

まとめ

過去問演習は、やり方次第で大きな差がつく重要な学習です。

ただ解くだけで満足してしまうのではなく、「目的を持って、戦略的に取り組む」ことがポイントです。

この秋の努力が、冬の合格を引き寄せます。今からでも遅くありません。

正しい過去問演習で、志望校合格に一歩近づきましょう!

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