こんにちは!個別指導WAM堺市駅前校です。
今日は2002年。私が社会人2年目という年を振り返ってみたいと思います。
2001年に起きたアメリカ同時多発テロとアフガニスタン戦争の衝撃は、翌年の2002年にも強く影を落としていました。
イラク情勢をめぐり世界は緊迫し、テレビや新聞を通じて毎日のようにニュースが流れていました。社会人2年目だった私も、不安や混乱の中で日々を過ごしていたのを覚えています。
国内はデフレ不況。バブル崩壊後の株価はついに8,000円を切る水準まで落ち込みました。
そして時は流れ、今や株価は4万7,944円(2025年10月)
なんと6倍近くになっています。
でも、こう思いませんか?
「株価が6倍になっても、生活が豊かになった実感はない」 と。
いったい株価とは何を映しているのか…。生徒のみなさんにも、社会の数字を自分ごととして考える視点を持ってほしいなと思います。
2002年といえば、何といっても 日韓ワールドカップ!
中田英寿、小野伸二、稲本潤一、宮本恒靖…。
日本代表がベルギー・ロシア・チュニジアと戦い、勝利を収めた瞬間の歓喜は忘れられません。
友達と観戦、家族と観戦。日本中がサッカーに夢中になり、街にはベッカム選手を真似たショートモヒカンがあふれました。
イタリア対韓国戦の判定問題なども話題になりましたが、それも含めて毎日がワールドカップだったのです。
当時、音楽シーンを席巻していたのは 浜崎あゆみさん。
カリスマ的な存在感で、2000年代前半の時代の顔となっていました。
なぜあれほど支持されたのか?
自分の心の弱さや不安を代弁してくれる歌詞
華やかで圧倒的なビジュアルとファッション性
そして共感を武器に、特に若い女性から絶大な支持を受けた
一方で、当時の私はその魅力を十分理解できませんでした。おそらく社会人2年目で仕事に追われ、心に余裕がなかったからかもしれません💦
2002年は、世界的な緊張と国内経済の停滞の中で、サッカーや音楽が人々に希望と熱狂を与えた年でした。
今ふり返ると、数字やニュースだけでなく、人々の感情や社会の空気をどう受けとめるかが大切だと感じます。