こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
だから、今日からこう宣言して下さい。「私は私の不甲斐ない親から“親としての在り方”を学んだんだ。だから我が子がいつか親になるときに、困らないように“家事手伝い”を通じて学びを受け継いでほしい」と。
その「勇気」を持つという事。あなたの子供は決して弱くありません。考える力があります。二者択一を超えた「私の選択肢」を見出せる力があるのです。
どなたかに対してのお話ではありませんよ。しかし、このような親御様が多いように感じています。子供の頃ご苦労されたんだと思います。お疲れ様でした。
しかし、今日からはもう「家事手伝いの教え」を学んだあなたは、きっと少しずつ子育てに変化があるはずです。勇気を持ってお願い事をする。それをやってもらったときには感謝をする。我が子の成長を喜び、なおも関係を築いていくのです。
あなたがおじいちゃんおばあちゃんになった時、我が子から「あのとき色々言われてうっとおしいと思ってたけど、あれがなかったらもっと苦労してたわ。ありがとう。」と言われた時、あなたの子育てが報われるのです。
それよりも「なんでもっと色々教えてくれなかったんだ?今苦労してるのはあんたのせいだ!」と言われたいですか?そのような癖がある人は別にそれでもいいのですが。
親が子を育てる。そして親も子供に育てられるという事です。苦手だったコミュニケーションを子供を通じて学ぶのです。協調性が乏しい親は、子供達のコミュニティを観察し、若かりし頃を思い出し、学び直すのです。
そして、親が親になる為には「子供」が必要不可欠ですよね。親になりたかった人は子どもに感謝をしてもしきれないと思います。
「親」の年齢は「子供」の年齢と同じだと思って下さい。
子どもが3歳であれば、親も3歳なのです。子供が二十歳になればようやっと親も二十歳になるのです。親と子の関係は切っても切れない関係です。だから距離も近く、ある種の一心同体の様な感覚が湧き上がるのです。
しかしよく考えて下さい。親には親の人生があります。子供には子供の人生があるのです。それぞれの人生が「一本道」ではありません。一見一本道に見える人生の道は二本の道がり重なり合っているのです。二十歳になるまでは手をつないで歩けますが、やがて二十歳を超えた時「分かれ道」に差し掛かります。子供が自立を余儀なくされる瞬間です。
それぞれの道は目の届く距離にありますから、転んでる姿・失敗している姿・なおも成長をする姿を見る事が出来ます。
しかし、すぐに手を差し伸べられる場所にお互いがいないのです。だから「信頼」するという事。来るべき日と言うのはいつかやってきます。その日を恐れながら待つのではなく、その日に至るまでの「今日」を充実させてください。時間とは長いようで一瞬なのです。
その日を迎える瞬間に子供自身が「私の人生」を選べるかどうか。それは「親」の手にかかっていますし、腕の見せ所なのです。
如何でしたでしょうか?前回のブログの「日常五心の教え」、そして今回の「家事手伝いの教え」について。
両方ご覧頂いた方はもう気付いているかもしれません。それは「子供とは所有物ではなく“個”という存在なんだ」という事にです。
子どもが無力なうちは親の手がかかりますね。しかしそれは子どもから「他者貢献感」与えて頂いているのです。私も生徒から他者貢献感を頂戴しています。ありがたいお話です。
他者貢献感とは、人間の普遍的な欲求です。その欲求が満たされない時、他人に迷惑を掛けてでも欲求を満たそうとする人が居ます。
そして、人間の根源的なエネルギーは「苦」からもたらされます。「苦」というネガティブなエネルギーを経て「生きるエネルギー」に変換し、循環させるのが人間と言う動物です。
「日常五心」そして「家事手伝い」めんどくさいですよね。しかし、めんどくさいからと言って先送りにしていたのでは、問題が山積みになっていつか報いが返ってきます。
そうならないためにも、今日から親子の関係に変革をもたらせてください。それが出来るのは「親」というあなたなのです。持ちつ持たれつ、良好な親子関係を築くためにも「子は親から学び、親も子から学ぶ」という日々の実践を、どうか頑張ってください。応援しております。
ありがとうございました。
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