こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回の、「いかにして両立させるのか」というトレーニングがいかに大切かを少し解説いたします。
人生とは「二者択一で事が済む」事態と言うのはそう多くありませんよね?例えば高校卒業後の進路にしても「大学進学・専門学校・職業訓練・就職・フリーター・ニート」などの複数の中から選ばなければなりません。もし「大学進学」を選んだとしても「推薦・AO入試・一般入試」から選ばなければなりません。大学も日本には793校もあるらしいです。
この「複数の選択肢から選ぶ」と言う行為は二者択一では済まされないのです。
つまり自らが「第三の案を生み出す」と言う能力。それ自体がとても貴重で有用な能力なのです。
「二者択一の向こう側」を経験するためには「多少イヤな事もやる」と言う経験をすることによって能力が身に付き、開花します。
以上が「家事手伝い」がいかに有用で効果的なのかのご紹介でした。
こういうお話をすると、以下のような声が聞こえてきそうですね。それは、
「今までやらせたことが無いから、本当に出来るのかわからない」
「やらせようにも、どの様に声を掛けしてもらえばいいかわからない」
「いや、そうは言うけど私がやった方が早いんですよ」
お気持ちはわかります。しかし、私はあえて「怠けないでください」と声を大にして言いたいところであります。
どういうことかと言うと、例えば「今までやらせたことが無いから、本当に出来るのかわからない」とはどういうことかと言うと「我が子を信頼していない。疑っている」という事なのです。あなたの子供は無能ではありません。考える脳があり使える手足があるのです。もしなおもそう思うのであれば「お願いする勇気」を持ってください。
もしかすると「過去やらせたけど失敗した」という経験があるかもしれませんね。
いいですか?我が子を舐めないでください。その感覚は非常に稚拙で傲慢で、人を卑下する態度です。一度できなかったら出来るまでやるのが人間です。その成長を疑い「だからもういいんです」ではありません。子供が出来ないなら出来るようになるまで支えるのが親の本来です。子供が「言っても聞かない」のは「言う回数が少ない」のです。100万回言うつもりで、聞くまで言い続けて下さい。そして「言い方・伝え方」を毎回アレンジして下さい。手を変え品を変え、試行錯誤し「工夫」するのです。
もしかしたら、あなたの気分で言っていませんか?子供は「僕の親は気分次第でものを言う」という事に気付いているかもしれませんよ?
「やらせようにも、どの様に声を掛けしてもらえばいいかわからない」と思う人は、まずはあなたが「コミュニケーション能力」を学んでください。人にモノを頼む時は勇気がいりますよね。しかし「だから出来ない」では、子供もやり様が無いのです。
「言い方・伝え方・言葉選び・タイミング・相手の状態・表情・現状・必要性を説く」ここをまずよく観察して下さい。
そして、子供にも都合があるのです。親の都合を優先させるのは傲慢です。子供の都合をよく考え「相手の状況・環境」をよく観察して下さい。そして「ここぞ」と言うタイミングを見定めて切り出すのです。その勇気を持ってください。
次回に続きます。
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