こんにちは、初石駅前校です。
令和7年9月18日、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校の2026年度入試説明会に参加してまいりました。今回の説明会では、定員大幅拡大や入試制度の大幅変更など、受験生にとって非常に重要な情報が発表されました。
本校は「人間教育を基盤とした女子教育」を建学の精神とし、生涯にわたって学び続ける「学び屋さん」の育成を目指しています。流山市、柏市からも通学しやすい立地にあり、女子校ならではの温かい雰囲気の中で、のびのびと自分らしさを発揮できる環境が整っています。
今回は、2026年度入試の主要変更点、各教科の出題傾向、授業料無償化の影響など、保護者様が知っておくべき情報を徹底解説いたします。

聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校は、「人間教育」を基盤とした女子教育を実践しています。生涯にわたって学び続ける「学び屋さん」の育成を目指し、単なる知識の詰め込みではなく、読解力・思考力・表現力の3つの力を育てることに注力しています。
本校の最大の魅力は、「ありのままの自分でいられる環境」です。男子を意識することなく、自分の興味・関心を存分に表現でき、全ての発言・行動が肯定され、受け入れられる雰囲気があります。
また、小笠原流礼法を3年間必修で実施しており、美しい所作や礼儀作法を身につけることで、社会で通用する品格を養います。女性としての自信と誇りを持って、将来どのような場面でも堂々と振る舞える力が育まれます。
令和7年度の進学実績は、現役進学率98%という高水準を誇ります。特筆すべきは、推薦・総合型入試での進学が88%を占めており、指定校推薦や学校推薦を活用した進学が主流となっています。
進学先は、聖徳大学をはじめ、津田塾大学、大妻女子大学、昭和女子大学などの女子大学、さらに芸術系大学を中心に、生徒一人ひとりの適性に合わせた多様な進路が実現しています。
2026年度入試の最大の変更点は、普通科の定員が60名から90名へ30名増加したことです。音楽科は10名のまま変更がないため、合計100名の募集となります。これは、本校の教育に対する需要の高まりを受けてのものであり、受験生にとってはチャンスが広がったと言えます。
これまで推薦入試は1教科選択制でしたが、2026年度から全ての入試で英語・国語・数学の3教科受験に統一されます。この変更は、高校入学後の学習についていける基礎学力を確保するためのものです。
推薦入試だからといって安易に受験できる時代は終わり、しっかりとした学力が求められるようになりました。ただし、学校側は「よほどのことがない限り不合格にはしない」という方針を維持しており、推薦入試の合格率は依然として高い水準を保っています。
これまで一般入試のみで実施されていた学力特待判定が、推薦入試でも開始されます。これにより、受験生は以下の3回のチャンスで学力特待にチャレンジできるようになりました:
学力特待を狙う生徒にとって、推薦入試でもチャレンジできることは大きなメリットです。仮に推薦入試で特待を逃しても、一般入試で再挑戦できる制度設計になっています。
2026年度から、英検の取得級に応じたみなし得点制度が導入されます。これは推薦入試・一般入試の両方で利用可能です。
ただし、学力特待の判定については、みなし得点ではなく当日の実際の得点で行われます。英検を取得していても、特待を狙う場合は当日しっかりと得点する必要があります。
柏市、流山市の中学生も、今のうちから英検3級以上の取得を目指すことで、受験を有利に進めることができます。
令和7年度の推薦入試は、受験者49名全員が合格という結果でした。不合格者はゼロです。学校側の方針として、「よほどのことがない限り不合格にはしない」という姿勢が貫かれています。
ただし、2026年度から3教科受験となるため、基礎学力が不足している場合は、従来よりも厳しく評価される可能性があります。それでも、推薦入試の合格率は高い水準を維持すると予想されます。
令和7年度の一般入試の結果は以下の通りです:
3教科合計300点満点のうち、120点程度(4割)が合格のボーダーラインです。平均的には150点程度(5割)取れていれば、十分に合格圏内と言えます。
A特待生(授業料全額免除)を目指す場合、以下の基準が目安となります:
300点満点のうち、255点(85%)が目標ですが、実際には240点(80%)程度でA特待に合格した実績があります。決して手の届かない数字ではありません。
本校の合格基準偏差値は、進研模試で偏差値48程度です。これは決して高いハードルではなく、基礎学力をしっかりと身につけていれば十分に到達可能な水準です。
入学時は大学進学を迷っている生徒も多数いますが、本校での探究学習や進路指導を通じて、卒業時には98%の生徒が明確な進路目標を持ち、現役で進学を果たしています。
第1問・第2問: 言葉の問題
国語の大きな特徴は、言葉の問題が充実していることです。以下の分野が継続的に出題されています:
第3問: 現代文
出典は新聞コラムやエッセイが中心で、小説は出題されません。教科書掲載作品も使用されないため、初見の文章を正確に読み取る力が求められます。問題形式は、漢字の読み書き、語句の意味、空所補充、説明問題などです。
第4問: 古文
歴史的仮名遣い、係り結び、文学史が出題パターンとして定着しています。対策としては、中学教科書に掲載されている有名作品(竹取物語、枕草子、徒然草など)を重点的に学習することが効果的です。
配点の特徴
数学は基礎計算と基本問題を重視しており、第1問・第2問だけで60〜70点を確保できます。まずは50点を確実に取ることを目標にし、そこから積み上げていく戦略が有効です。
出題範囲
以下の単元は出題されません:
第3問は関数問題、第4問は会話文形式の応用問題となっています。会話文の中で情報を読み取り、適切に処理する力が求められます。
主な変更点
求められる力
英検3級以上を取得していれば、みなし得点制度が利用できるため、英検対策と入試対策を並行して進めることが効率的です。
現在の月額費用は以下の通りです:
政府の授業料無償化政策により、2026年度以降は以下のようになる見込みです:
授業料無償化により、保護者様の経済的負担が大幅に軽減されます。ただし、政府方針により変動する可能性があるため、最新情報を学校に確認することをおすすめします。
今年度最後の学校見学チャンスです。吹奏楽部の体験会も同時開催されるため、吹奏楽に興味がある生徒は、実際に部活動を体験できる貴重な機会となります。
流山市、柏市からも参加しやすい日程が組まれていますので、ぜひ足を運んで、本校の温かい雰囲気を実際に体験してください。
聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校は、「人間教育」を基盤とした温かい女子教育の環境で、生涯にわたって学び続ける「学び屋さん」を育成しています。
2026年度入試では、定員拡大、3教科受験への統一、学力特待チャンスの拡大、英検優遇制度の新設など、受験生にとって重要な変更が多数あります。特に、推薦入試でも学力特待にチャレンジできるようになったことは、大きなメリットです。
合格基準偏差値は48程度と、決して高いハードルではありません。基礎学力をしっかりと身につけ、英検3級以上を取得することで、合格の可能性は大きく広がります。授業料無償化により、経済的な負担も軽減される見込みです。
流山市、柏市からも通学しやすく、女子校ならではの「ありのままの自分でいられる環境」で、お子様の可能性を最大限に引き出せる学校です。ぜひ、今後のイベントに参加し、実際に学校の雰囲気を体験してみてください。
当塾でも、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校の受験対策を行っています。入試情報や対策方法について、お気軽にご相談ください。
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