教室ブログ

2025.09.30

標高とスポーツについてのお話

こんにちは((^_^)/筑紫が丘校の河合です。

少しずつ猛暑も和らぎ、過ごしやすい日々も増えてきました。

秋の訪れを感じる今日この頃、皆様はいかがお過ごしですか?

 

突然ですが、私は最近とても楽しみにしている日があります。

それは、サッカーのワールドカップ2026組み合わせ抽選会が実施される12月5日(日本時間12月6日未明)のことです⚽

お恥ずかしながら、「受験まであと〇〇日」のように、一人でこっそり「抽選会まであと〇〇日」と指折り数えていたりします笑

(ちなみにこのブログを書いている途中であと67日です)

 

幼い頃から地元にプロ野球チームもなかったことに加え、小学生の頃にJリーグが開幕したこともあって

私には少年時代から野球よりサッカーに親しみを感じていました。

なので、ワールドカップは4年に1度の楽しみでもあり、その対戦相手を決める抽選会から

既に年甲斐もなくワクワクが止まらないのです!

 

ところが、組み合わせの抽選において「ここに入るのはいやだな~」と密かに思っているグループがありまして…。

それは、開催国の一つでもあるメキシコのグループです(;´Д`)

メキシコの強さ自体は日本と割と近いところにあるような気がするのですが、

私が嫌な点はチームとしての強さではありません。

実はメキシコのグループは試合会場の「標高」がとっても高いのです!

 

皆さんは地理の授業で「標高が高い地域」について習ったことを覚えていますか?

主に高地の暮らしとして教科書で紹介されていたのは南アメリカ大陸にあるアンデス山脈の周辺だったと思います。

アンデス山脈の高地にある、ペルーという国のクスコという町では標高が3000mを超えており、

1日の昼と夜の寒暖差が大きく、20℃~30℃も変わってしまうそうです!

う~ん、普通に過ごすだけで風邪ひきそう💦

 

これに加え、標高が高い地域では酸素濃度の問題もあります。

標高が上がると酸素濃度は低くなります。

「標高が高いところは空気が薄い」とよく言われますが、これは気圧が下がることによって

酸素の量が減ってしまうためです。

 

酸素レベルが下がると、人間は同じことをするにもより多くのエネルギーを必要とします。

(例えば、標高3000mでランニングをした場合、標高0mで同じことをするよりも

約25%~30%も多くのエネルギーがいるんですって…!)

階段を少し上るだけで、息切れしてしまいそうです。

こんな中で、選手たちはプレーをしないといけない…しんどすぎます( ;∀;)

 

メキシコの試合会場はメキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイの3つですが

このうちメキシコシティの会場「エスタディオ・アステカ」は標高2200m、(・∀・)

同じくグアダラハラの「エスタディオ・アクロン」は標高1600mです。

クスコほどではないにせよ、高地への順応が必須なのは言うまでもありません。

メキシコのグループは嫌だな~とは言いましたが、何だかんだで過酷な環境をものともせずに

日本代表チームが躍動している姿を想像すると、やっぱり楽しみではあります(・∀・)

 

サッカーだけでなく、様々なスポーツのアスリートは世界中で色々な大会に出場しています。

競技面に魅力があるのはもちろんですが、試合が行われる地域がどんなところなのかを

詳しく知ることで、また違ったスポーツの楽しみ方を見つけることができると思います。

地理の勉強にもなるので、おすすめですよ(^^)/

 

 

ちなみに”世界一標高が高い”とされるのは、ペルーの「ダニエル・アルシデス・カリオン・スタジアム」。

標高はなんとびっくり4,380m(富士山よりも604m高い)‼

 

もはや、サッカーやる場所じゃないね💦

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • instagram

\入力はカンタン30秒

フリーダイヤル® 0120-20-7733 受付時間:10:00~22:00(年中無休)