
北区の皆さん、こんにちは!
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、くしくも今日は「秋分の日」。
鈴虫の音が聞こえ始め、朝晩の気温も過ごしやすい時節となりました。
日本にはもう「秋」という季節がなくなり、夏から冬へ・・なんていう話も聞こえてきましたが、すっかり秋めいてきました。
今日は祝日ですが、葛塚校には祝日という概念はないので、本日も多くの塾生が授業に足を運んでくれています。
今日の写真は、ちょうどいま隣の201号室で授業を行っている様子です。
高校生はもうすぐ考査が始まることもあり、真剣なまなざしで講師の指導を受けています。
こうして塾生たちの努力を目の当たりにしていると、この葛塚校を信じて通ってくれている塾生と、それを見守ってくれているご家族のありがたさが身に沁みます。
さて、タイトルにもあるように先週、同じ個別指導塾の責任者として許しがたい言語道断とも言える事件が東京で起きました。
報道ではその個別指導塾の名前が出ているので、あえて塾名を出しますがその塾は全国に教室を展開している「スクールIE」。
地上波では教室名は報道されていませんが、ネットではすでに出ています。
私もその教室のHPを調べましたが、その教室を経営していた「元教室長」の画像は削除され、HPに載っていたであろう塾生の写真も削除されていました。
罪を犯した人間は自業自得ですので、何の同情もしませんが可哀想なのはそこに通う塾生たちです。
現在、通っている塾生たちはもちろん、その教室を「卒塾」した元塾生たちも大勢いるはずです。
その子たちは、「スクールIE〇〇校に通っていたんだよね」ということはもう言えなくなります。
これは教職員とて同じこと。学校に勤める教職員が罪を犯すと在校生はもちろん、そこを卒業した子たちに大きな「負の過去」を背負わせることになります。
(数年前、新潟市東区にある藤見中の校長が犯罪を犯し、すでに揮毫(きごう)済みだった卒業証書の校長名をすべて書き直したということがありましたね)
講師を含め、私の仕事は子どもたちから先生と呼ばれる以上、リスペクトに値する品格と品性を磨かなければならない仕事です。
その立場の人間が自分を先生と呼んでくれた子供たちを裏切る・・・
その教室、責任者を信じて我が子の未来・将来・人生を預けてくれたご家族の信用も裏切る・・・
このようなことは決してあってはならないことです。
体の傷はいつか治ります。しかし、心についた傷はどんなに時間がたっても、いかに最先端の医療を施しても治りません。
ずっと子供たちの心に治らない傷として残り続けます。
こんなことは大人として、ましてや教育者として絶対にしてはならないことです。
被害にあった塾生、そこに現在も通う塾生、そこに通っていた元塾生、そしてその子供たちに関わるすべての方々の心情は察するに余りあります。
そして、子供たちの心に一生癒えない傷を負わせたこの「元教室長」に、同じ個別指導塾を生業とする立場から最大限の言葉をもって非難します。
「信用は一生、失うのは一瞬」
この言葉を肝に銘じて、「近くにWAMがあって良かったね。」と地域の皆さまに思っていただけるようこれからも講師一同、子どもたちのために努力してまいります。
個別指導WAM葛塚校
塾長 秋山