勉強が苦手な人に贈るまずは「2分だけ」勉強法
【目次】
はじめに:勉強は「才能」より「やり方」
こんにちは、WAM並河校です。
「勉強が苦手…」は、才能のせいではありません。
やり方と気持ちの持ち方(マインドセット)で、少しずつ変えられます。
ここでは、とにかく始めやすい方法だけを紹介します。
1. まずは2分だけやる(これだけでOK)
いちばん大事なルールはこれだけ。2分だけでOK。
やる気は「始める」と出てきます。だから、短く始めます。
- タイマーを2分にセットする
- 教科書を開く/問題集を1問だけ見る
- 2分たったら終わっていい(続けたくなったら続けてもOK)
ポイント:「毎日2分」を10日続けるほうが、「60分を1回」より力になります。
2. 小さい目標に分ける(1ページ・1問・1行)
「ワークを全部」だと重い。だから、小さく切る。
- 英語:単語カードを5つだけ
- 数学:例題を1問だけ
- 国語:文章の1段落だけ読む
小さくやると「できた!」が増えます。
できた数が増えると、自然にやる気が出てきます。
3. まちがいは“ダメ”じゃない。次へのメモ
まちがいは悪いことではありません。次のヒントです。
- 「何でまちがえた?」を一言メモ(覚え違い/読み飛ばし/計算ミス)
- 同じ問題を翌日もう一度解く(2分でOK)
- 週末にもう一度だけチェック(できたら丸、できなければもう1回)
これだけで、同じまちがいが減っていきます。
4. 点数より「やった回数」をほめる
すぐに点数は上がりません。だから、やった回数を数えるのがおすすめ。
- 今日の勉強:〇(2分やったら〇)
- 1週間で〇がいくつ並んだ?(目標は5つ以上)
〇が増えるほど、自信も増えます。自信が出ると、自然に時間も伸びます。
5. 勉強しやすい環境を作る(スマホは別の部屋)
- スマホは別の部屋(または保護者に預ける)
- 机の上は今やる教科だけ
- いつも同じ時間に2分やる(例:夜8時にタイマー)
環境を変えると、意志の力に頼らなくて済みます。
保護者様へ:やる気を守る声かけ
中学生は「始める」までが一番大変です。
まずは2分だけを一緒に習慣化してください。
- NG:「なんでできないの?」→ OK:「どこでつまずいた?」
- NG:「勉強しなさい!」→ OK:「今日は2分だけ何やる?」
- 小さな達成を承認:「昨日より1問多くできたね」
まとめ&今日のチェックリスト
今日やることは3つだけ:
- タイマーを2分にセットしてスタート
- 小さく切った内容を1つだけやる(単語5つ・例題1問など)
- 終わったらノートの端に〇をつける(できた印)
続けたくなったら、もう2分追加でOK。やる気は「始める」と出てきます。
まずは2分だけ。ここから始めよう!