教室ブログ
みなさん、こんにちは。個別指導WAM堺市駅前校です。
今日は2000年、ちょうど私が大学4年生だった頃を振り返ってみたいと思います。
求人倍率の低下
1990年度には2.77倍あった求人倍率が、2000年には0.99倍まで急落。
つまり、就職希望者1人に対して求人が1社もない時代。私の年代前後の人達は就職には厳しい時代でしたね…。
企業は採用を抑制し、非正規雇用が増え、就活生にとっては厳しい状況でした。
「努力しても報われないのでは？」と学生たちが不安になる、そんな冷たい社会の空気が漂っていたように思います。
サザンオールスターズの「TSUNAMI」 🎶
TBS系の人気番組「未来日記」で流れたことをきっかけに、サザンの「TSUNAMI」が大ヒット。
1978年にデビューしたサザンは、私の生まれ年と同じ。サザンは世代的には私よりかなり上ですが、
2000年になっても我々の心を掴み、世代を超えて愛される存在でした。
今でも大好きなバンドのひとつです✨
高橋尚子選手、女子マラソンで金メダル🥇
シドニー五輪の女子マラソンで高橋尚子さんが金メダル！
「すごく楽しい42キロでした」という言葉は日本中に感動を与えました。
当時は小出監督との二人三脚のエピソードも多く取り上げられ、努力と信頼関係が生む力を学ばせてもらいました。
スポーツの枠を超えた国民的ヒロインでしたね。
IT革命 💻
2000年は「IT革命」という言葉が流行語になった年でした。ITとは情報技術のことで、いま私たちが当たり前に使っているインターネット社会が、ようやく動き出した頃です。当時のネット環境はとても不便で、家では電話回線を使って接続していました。インターネットに繋ぐと「ピーガガガ…」という音が鳴り、同時に家の電話は使えなくなります。
しかも接続時間ごとにお金がかかるので、親から「長すぎる！」とよく注意されたものです。
検索といえばYahoo!が主流で、ページを開くのに何十秒もかかり、画像はゆっくり上から表示されていくような時代でした。動画や音楽配信はまだ夢の世界で、大学生だった私にとってインターネットは「なんとなく便利そうだけど、まだ生活の一部にはなっていない」という印象でした。その一方で、携帯電話では着メロをダウンロードするのが流行っていて、今のように誰もがスマホを持ち歩き、動画やSNSを使う世界なんてまったく想像できなかったのです。
それがいまや、家でも外でも高速通信が当たり前となり、スマホ一つで世界中の情報や人と瞬時につながることができます。20年余りの間に、「検索するのに1分かかった時代」から「AIや動画が一瞬で使える時代」へと社会は大きく変わりました。まさに革命という言葉がふさわしい変化だったのかもしれませんね。
初の南北首脳会談 🌏
2000年には歴史的な出来事も。
韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日総書記が会談。
南北関係が一歩動いた瞬間で、世界的にも注目されました。
2000年とは
2000年は、就職氷河期、音楽やスポーツの感動、そしてIT革命と、時代の大きな変化が一気に押し寄せた年でした。
大学4年生として社会に出ようとしていた私は、不安もありながら、音楽やスポーツに励まされ、ITの新しい風を肌で感じていました。
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