こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
前回の続きです。
前回は、親は子供に迷惑を掛けてはいけないという価値観がはびこっているのでは?と言う問いについてでした。とは言え、別にそれが間違っていると言いたいのではありません。
「家事手伝い」のお話は、提案のお話です。それのどこが効果的なのか、本題に入ります。
例えば「友達と遊んだ帰りにスーパーで卵と牛乳を買ってきて」とお願いするとしますよね。そのスーパーは18:00にしまってしまうとします。(最近は遅くまで開いていますが)
さて、子供はどうすると思いますか?まず「18:00までにスーパーによらないといけない」という「制限」を経験できます。いつもはお友達と18:00過ぎても遊んでいるのに、今日は早くに切り上げなければならない。その「制限」が子供の基礎処世術を成長させるのです。
「今日は親に買い物をお願いされたから、早くに帰るね」と友達に伝えなければなりません。いかに相手にわかってもらえるか。「声のトーン・タイミング・言い方・言葉選び」を学びますね。
そして、「我慢」を学びます。本来とは状況が異なる事を経験し、自身の思い通りにならない事に出くわしたのです。「我慢」とは自己成長の小さな種です。
「世界は自分を中心に回っているわけでは無い」という事を、体感覚で学ぶ事が出来ます。
スケジュール管理能力も上がるでしょう。「18:00」という時間制限が設けられた時、「その時間内にやる事を完了させる」という事を学びます。
スケジュールとはいわば「制限」です。制限を学び、制限の中で生きる事は、人間の本来です。人間は「制限」の範囲内を生きるからですね。100年と言う制限は、いかに「今」を充実させるかの基準になるわけです。
そして「制限」を学ぶ事によって「充実感」を学びます。時間が無限にあるという感覚は充実感を下げます。感動が薄れるのです。今日を真剣に生きるとは「ありとあらゆる制限をいかに充実させるか」という問いになります。
次回に続きます。
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