こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、
投稿させていただきます。
先日、「日常五心の教え」について、ブログを投稿させていただきました。
おさらいすると、日常五心とは人間の基礎能力の事であり「親の躾け」の根幹の部分になります。もし興味のある方は「日常五心の教えシリーズ」をご覧ください。
さて、今回の「家事手伝いの教え」とはどういうことか。
子どもとは、若かりし頃、0歳~20歳までの約20年間をかけて、ありとあらゆる経験をし、知識を習得し、社会へと羽ばたいていきます。
日常五心の教えは「基礎能力」と申し上げました。では、家事手伝いの教えとは何の能力なのか。それは「基礎処世術」と称したいと思います。
原則的に処世術は社会から学びます。所謂「テクニック」に該当します。
例えば「100m走」を想像して下さい。陸上の100m走者は「ただ走る」という事に特化して日々のトレーニングを行います。
日常五心の教えとは「体力+気力」を指すと思って下さい。基礎能力ですから、人によって個人差があるのです。その個人差とは「親の躾け」によって能力を伸ばす事が出来ます。
100m走者は徹底した体力づくりをします。日々のストレッチ・筋力トレーニング・ランニング・タイム測定など。時に練習試合をし、自身の成長度を測ります。
では、「家事手伝い」はどのようなトレーニングかと言うと「生き方」の部分になります。
100m走者の場合だと「走り方」の部分であり、「腕の振り方・足の上げ方・足の踏み切り方・呼吸法・走る姿勢・目線の角度」などなどです。
基礎処世術ですから、いかに生きていくのか。他者との人間関係の構築の仕方、約束を守る、他者貢献感、なおも自分を押し殺さないための努力。
これらを「家事手伝い」と言う手段をもって、基礎能力を身に付けます。
近年では、親は子供に迷惑を掛けてはいけないという価値観がはびこっており、王子様・お姫様のように育てる親が多いように感じます。もちろん他人の子育て論に口出しをするつもりはありません。
しかし、考えて頂きたいのは「社会に出たら普通の人」なのです。誰しもが特別扱いをしてくれません。ミスをしたら怒られるのです。それにもかかわらず勘違いをさせたまま社会に出すというのは、ある種の「無責任」だと私は考えます。
次回に続きます。
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