教室ブログ

2025.08.19

やりたがらない子供への寄り添い方

個別指導Wam矢向駅前校の👓海坊主教室長です。最近、お昼ご飯はお弁当なのですが、生徒達にお弁当を覗かれて「先生ー、今日も枝豆入ってるじゃーん」といじられて、私は「エヘヘ、枝豆好きなんだよねー」と返します。はい、今日も平和です。

 

話は変わりますが、今日は勉強をやりたがらない子供との関わり方について書こうと思います。ご家庭でもお子様の勉強を教える際に、子供が拒否反応を示した経験があるかと思います。そんな時に「なんで集中しないの!」、「怠けるんじゃありません!!」となってしまう事はありませんか?どうしても関係が近すぎるとお子さんに甘えが出たり、ワガママな振る舞いになってしまう事があるかもしれません。そんな時はやはり塾などの外部機関に頼る事も有効だと思いますが、我々プロでもなかなか勉強に向き合おうとしない生徒には苦労する事があります。

 

心理学では、子供が行動を起こす動機づけには主に「成功したい、認められたいなどのポジティブな結果を目指す(接近動機)」と「失敗したくない、恥をかきたくないなどのネガティブな結果を避けるための(回避動機)」に分けられるようです。学校で手を挙げる子と、そうでない子等がその例かもしれません。この「接近動機」で動ける子には、そのキッカケを多く与える事でやる気を促す事が出来ますが、「回避動機」で動いてしまう子には、その要因に目を向けましょう。そのような子は自己肯定感が低い傾向にあるので、その子が出来る事を探して認めてあげる事や、不安に感じている事を取り除いたり、一緒に悩んであげる事で出来ない事」がその子の中で「悪い事」にならないようにしてあげたいです。

 

我々も学習塾である以上、成績を上げてあげたい思いは当然ありますし、その子の学習が学年相当から乖離すると焦る気持ちもあります。でも、そこに目を奪われ過ぎると知らず知らずのうちに「自分の型」に当てはめることこそが支援だと勘違いしてしまい、子供はさらに学習に対する嫌悪感を募らせてしまいます。

「なんでやらないの?」ではなく、「ちょっと一人でやるのは不安かな?一緒にやってみようか?」とか、本人が理解出来ていそうな箇所について「これはどうすれば良いのかな?」なんて相談してみて、その子に先生役を行ってもらう事で回避動機から接近動機への転換を促す事も有効だったりするのではないでしょうか?

子供一人ひとり性格も違えば、その子にフィットする万能な指導法等はありません。だからこそ、その子一人ひとりと向き合って寄り添う姿勢が我々大人には求められるのだと思います。

 

参考文献:https://note.com/natty_daisy345/n/ncd5513e7ef66?magazine_key=ma9ae88f203ae

 

個別指導Wam矢向駅前校では公式HPとは別に、ランディングページの運用を始めました。どんな特徴のある塾なのか、何に注力しているか、どんな取り組みをしているか等、こちらからご確認頂ければ幸いです。

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