みなさんこんにちは、個別指導WAM香川 東山崎校です。
1学期も今日で終わり、明日から長い夏休みを迎えます。
部活やお出かけなど、すでに予定がいっぱいの方もいるかもしれませんが、まずはこの機会に1学期の学習面を振り返ってみましょう。

塾に通う子どもたちの中には、短期間で成績を大きく伸ばす子もいれば、なかなか伸び悩む子もいます。
では、成績が上がる子にはどんな共通点があるのでしょうか。
1.高い学習意欲と目標意識を持っている

学習意欲が高い子というのは、「志望校合格のために今できることをやる」「将来の夢に近づくために大学進学を目指す」など、自分の夢や将来の目標を具体的に持っていることが多いです。これにより「なぜ勉強するのか」「何のために努力するのか」が明確になり、自然とモチベーションが維持されます。
短期的な目標も具体的です。例えば、「次のテストで数学〇点、英語〇点以上を取る」など、具体的な数値目標を設定しています。
一方、意識が低い子は「とりあえず平均点くらい」「得意科目だけ頑張る」など、曖昧な目標や消極的な姿勢になりがちです。
2.計画的に学習を進める自己管理能力

計画を立てて学習を進める子は、効率よく知識を身につけることができます。具体的には、週間・月間の学習スケジュールや目標設定、進捗管理を行うことがポイントです。逆に計画性がないと、ダラダラと無駄な時間を過ごしたり、重要なポイントを見落としたりしがちです。
特にテスト前の自主学習では、計画性の差が顕著にあらわれます。計画性のある子は、テスト発表後すぐに提出物に取りかかり、学校で習った日のうちにワークを終わらせ、間違えた箇所を何度も解き直しています。
逆に、計画性のない子はテスト発表後に慌てて提出物に取り掛かり、ひどい時には答えの丸写しや形だけの作業になっていることも。ただ、それでは成績が上がるはずもありませんよね。
成績が伸びている子は、テスト前にほとんどの提出物を終え、復習も徹底しています。例えば、学校や塾で習った内容をその日のうちに復習し、間違えた問題を何度も解き直すことで、自信をつけて本番に臨んでいます。
3.復習と反復の徹底

新しい知識を一度学んだだけでは定着は難しいものです。だから何度も繰り返すことで、記憶に定着しやすくなります。
学校や塾で習った内容は、その場では「わかったつもり」でも、時間が経つと忘れてしまったり、いざテストになると解けない、ということもあります。
成績が伸びやすい子は宿題などで出された類似問題を自分の力で繰り返し何度も解き、自分の理解度を確認しています。
そのうえで「このパターンの問題が出たら必ず解ける」という自信を持つことが、テスト本番での成功につながっています。
4.分からない点を放置せず、積極的に質問や相談をする姿勢

当たり前ですが理解できていない部分をそのままにしておくと、次の学習に進む際に支障をきたします。
そこで質問や相談を積極的に行うことで疑問点を解消し、理解を深めることができます。
学校では少し難しいかもしれませんが、塾であれば以下のポイントを意識して取り組む子は成績が伸びています。
・授業中や宿題でわからない部分があれば、その場で質問する
・テスト前など不安な部分を先生に相談し、自分の理解度を確認する
・先生と疑問点や不安な箇所を共有し、解決策を見つける
これらの姿勢は理解を深めるだけでなく、自信にもつながります。答えを書けなかったり、〇の付かなかった問題がなぜ間違えたのか分からなかったりしたとき、質問や相談を行う習慣を身につけることが学習の質を高めるポイントです。
5.継続的な努力と家庭学習の習慣化

一時的な頑張りではなく、日々の習慣として学習を続けることが成績向上の鍵です。「継続は力なり」という言葉どおり、コツコツと努力を積み重ねる子は確実に成績を伸ばします。これは3で述べた【復習・反復】の重要性とも深く関わっています。ただ塾に通っているだけでは、成績はなかなか伸びません。
「週5で塾通いをしています」という人を除けば、ほとんどの場合、家庭での時間が多いはずです。これから夏休みなので、部活のない受験生なら尚更、長い時間を家庭で過ごすことになります。ここでその時間をどう活用するか、計画的に復習や反復ができるかどうかが今後の成績に大きく影響します。
いかがでしたか?もちろん、これらすべてを最初から完璧に行うのは難しいかもしれません。しかし少しずつ改善していくことで、確実に学習の質は向上します。
塾に通い始めてすぐに結果が出るタイプの子は、1~5のうちのいずれかを早い段階で意識し、実践できているケースが多いです。
とはいえ、学習は積み重ねていくものですから伸びる時期や伸び方にも個人差はあります。
九九を覚えていない子に因数分解ができなかったり、英単語が覚えられていない子に長文問題が解けなかったりするのと同じで、基礎のない所に太い柱を建てようとしても不安定ゆえに倒れてしまいます。
また、「何時間勉強した」ということを口にする人もいますが、私は時間の長さよりも「その時間を何にどう使ったか」のほうが重要だと考えています。
最近、成績が伸び悩んでいるという人は、お気軽にご相談ください。一緒に振り返りながら今後の学習計画を立てていきましょう。
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担当 内海
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