1980年代後半、日本では地価や株価が異常に高くなり、みんなが浮かれてお金を使っていた時代がありました。
これが「バブル経済」です。
🎿スキーやゴルフが大ブーム
🎮ファミコンの発売(1983年)でゲーム文化が広がる
📞ショルダーホン(初期の携帯電話)が登場!
👗DCブランド(カッコいい服のブランド)が流行
🏰東京ディズニーランドの開園(1983年)
学校帰りにゲームセンターに行くのが普通だったり、スキー場が若者でいっぱいだったり、とにかく「元気いっぱい」な時代でした!バブリー!
日本が元気だった1980年代、世界では深刻な問題がたくさんありました。たとえば:
イランとイラクという中東の国が、宗教の違いや石油地帯の争いで戦争をしました。
なんと、100万人以上が亡くなったといわれています。
この戦争で石油の価格が変動し、日本の生活にも影響しました。
中国の学生たちが「もっと自由な国にしてほしい!」と声をあげました。
でも、政府はこれを軍で武力弾圧してしまい、多くの人が亡くなりました。
この出来事は、今も中国ではあまり語られていません。
「肌の色で人を差別する制度」が、南アフリカでは1990年代まで続いていました。
黒人の人たちは、選挙に出ることも、白人と同じ場所に住むこともできませんでした。
1980年代には、世界中でこの制度に反対する声が高まり、やがて廃止されます。
日本では、ファミコンやディズニー、スキーといった楽しみが広がっていたけれど、
その裏では世界中で「自由を求める声」や「戦争による苦しみ」がありました。
石油の値段が上がれば日本のガソリン代にも影響があるように、
世界の出来事は、いつも日本の生活とつながっています。
「平和な時代」は、当たり前じゃない
日本が元気な時代でも、世界では苦しむ人たちがいた
過去を知ることで、今の生活に感謝できるし、将来を考えるきっかけにもなる
もしこの話が少しでも「面白い」「なるほど」と思ったら、
ぜひ自分でも「1980年代」「イラン・イラク戦争」「天安門事件」などを調べてみてください!