
こんにちは!
個別指導WAM堺市駅前校です🌿
今日はちょっとだけタイムスリップして、「1970年代」のお話をします。
実は私、1978年生まれ。ちょうどこの時代、日本が大きく揺れ動いていた頃です。
今、2025年。再び大阪で万博が開催されています。あの時代と今、何が違うのか?なぜ「沖縄」は返還されたのか?
そして、「戦争」をどう捉えていたのか?
そんな深いテーマを、できるだけわかりやすく綴ります📝
1960年代まで、日本は「奇跡の成長」を遂げました🚀
でも1973年、オイルショック🛢️が日本を直撃。第四次中東戦争をきっかけに、OPECが原油価格を大幅に引き上げました。
トイレットペーパーが売り場から消える…そんな「混乱と恐怖」が一気に広がりました。
物があふれていた時代が、「省エネ」「節約」「賢く使う」時代に変わっていったのです。
豊かさ=消費、という時代から、「心の豊かさ」を求める空気も芽生え始めたのがこの頃です🧘♂️
1970年、大阪の千里丘陵にて、アジア初の万国博覧会🌐が開催されました。
テーマは「人類の進歩と調和」。まさに未来への夢が詰まった空間でした✨
🔹1970年万博は…
→ カラーテレビの前に家族が集まり、世界の技術に驚き、夢を語る時代🌈
→ 参加国は77か国。テーマ館では月の石や動く歩道などに人々が感動。
🔹2025年万博は…
→ SDGs・ウェルビーイング・地球との共生がテーマ🌱
→ テクノロジーよりも「人」「いのち」「持続可能性」が中心。
つまり…
1970年は「すごいでしょ!」の時代。
2025年は「どう生きる?」を問われる時代。
これ、子どもたちの教育にも、実はつながってるんです。
1975年、アメリカが撤退し、ベトナム戦争が終結。
この戦争、日本人にとっては「遠いけれど他人事じゃない」ものでした。
📺 毎日のようにニュースで流れる映像。
焼け焦げた村、泣く子ども、逃げ惑う市民…
日本の若者たちは「戦争反対!」「アメリカの軍事介入にNo!」と叫びました🕊️
この出来事は、日本社会に反戦意識平和教育を根づかせた大きな要因となりました。
いま「平和学習」が学校で行われている原点は、まさにここにあります。
沖縄は1945年の終戦後、27年間アメリカの統治下にありました。
パスポートがないと行けない外国のような場所だったのです。
しかし1972年、日本政府とアメリカが交渉し、ついに「本土復帰」を果たします🇯🇵✨
でも喜びだけじゃありませんでした。
🏝️ 沖縄の人々の本音:
「本当に私たちは日本人に戻れるの?」
「アメリカ軍基地はそのまま残るの?」
「復帰って、誰のための復帰?」
実際、返還後も多くの米軍基地は沖縄に残り続け、今なおその影響は続いています。
この問題は、日本主権と地域の尊厳”を考えるうえで、今もなお大切な問いです。
1970年代は、「何をすれば成功するか」から、「どう生きるべきか」に時代がシフトした最初の転換点。
今も同じです。答えのない時代を生きる子どもたちにとって、知識や点数だけじゃなく、
🧠「問いを持つ力」
🤝「他者と違うことを尊重する力」
🌱「未来を想像する力」
これがとても大切になってきます。
個別指導WAM堺市駅前校では、そんなこれからの時代を生き抜く力を、一緒に育んでいきたいと願っています🔥