教室ブログ

2025.06.02

☢️核の脅威と日本、そして朝鮮戦争、中国の新国家

こんにちは。個別指導WAM堺市駅前校です😊
今回は、「戦後の核開発競争と朝鮮戦争、中国の新国家」についてです。

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☢️ビキニ事件と第五福竜丸——日本のもうひとつの被爆

第二次世界大戦後、アメリカとソ連は「冷戦」の中で激しく対立し、その中心には核兵器がありました。

1954年、アメリカは太平洋・ビキニ環礁で水爆実験を行います。

このとき、静岡県焼津の【第五福竜丸】というマグロ漁船が実験の「死の灰(放射性物質)」を浴びてしまいます。

この事件により、放射線を浴びた乗組員は体調を崩し、亡くなる人も。
「戦争が終わっても、核の脅威は終わっていなかった」ことを、日本中が知ることになります。

これをきっかけに、日本では【原水爆禁止運動】が広がっていきました。

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🇨🇳中国での新しい国づくりと毛沢東の登場

中国でも大きな変化が起きていました。
1949年、中国共産党が【中華人民共和国】を建国します。
指導者は【毛沢東(もうたくとう)】。

このとき、国民党の蒋介石は台湾に逃れ、中国は【共産主義 vs 民主主義】という形で分断されてしまいました。

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🔥朝鮮戦争のはじまり——もうひとつの冷戦の戦場

1950年、朝鮮半島でも大きな衝突が起こります。

  • 北:ソ連が支援する「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」

  • 南:アメリカが支援する「大韓民国(韓国)」

この2つが戦争を始めたのが【朝鮮戦争】です。

国連軍としてアメリカや日本も間接的に関わる形となり、戦場では多くの人命が失われました。

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🛠️日本は基地と工場として再び動き出す

朝鮮戦争によって、アメリカは日本の重要性を再認識します。

  • 日本に【米軍基地】を置く

  • 【物資の生産】を日本国内で進める

その結果、日本の経済は急速に回復していきます。
これが「朝鮮特需」と呼ばれるもので、日本の復興のきっかけにもなりました。

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📘もし今の社会で、SNS上で「Aは正義」「Bは悪」と一方的に言い合っているグループがあったとしたら?

相手の話を聞かず、決めつけや誹謗中傷が飛び交い、やがて言葉が暴力のようになっていく。
一人ひとりが「違う意見=敵」と思い込んでしまったら、社会は協力も対話もできなくなってしまいます。

そんな中、「その争いの中で利益を得る誰か」がいたら……?
争いの裏側では、静かに別の力が大きくなっていくかもしれません。

だからこそ、「分断されずに話し合う力」「多様な意見を受け止める力」が、今の時代にはより一層必要なのです。

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✏️核の恐怖と平和の意味

第五福竜丸事件、朝鮮戦争、そして中国の変化。
戦争が終わっても、世界はまだ不安定で、「平和」とは何かを改めて考えさせられる時代でした。

今、私たちが学べるのは——

  • 平和とは静かな日常であること

  • 戦わない選択を続けること

  • 世界や社会の動きに、無関心にならないこと

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📍次回予告!

次回は「日米安全保障条約の調印」。
日本がどのように復活し、生活がどう豊かになっていったのかを追っていきます📈✨

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