
こんにちは! 個別指導WAM堺市駅前校です😊 今回は「日独伊三国同盟」と、それに反対する「連合国」の登場について解説していきます!
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🤝日独伊三国同盟とは?
1940年9月、日本・ドイツ・イタリアの3か国は「日独伊三国同盟」を結びました。 これは、「アメリカがこの三国のどれかを攻撃したら、みんなで一緒に戦うよ!」という軍事的な約束です⚔️
この3か国は「枢軸国(すうじくこく)」と呼ばれ、共通して「ファシズム」の考え方を持っていました。
🧠ファシズムとは? ・国家がすべてに優先する ・反対意見は認めない ・軍事力で国を強くする という、自由や個人の権利を無視した思想です。
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🌊アメリカとイギリスの動き
このファシズムに対して、「自由と平和を守ろう!」と立ち上がったのがアメリカやイギリスでした。
アメリカのルーズベルト大統領とイギリスのチャーチル首相は、1941年に「大西洋憲章」を発表します。
🌟大西洋憲章とは? ・領土拡大はしない ・戦後の平和と安全をつくる ・すべての国民が自由に生きられる世界を目指す
この憲章は、「枢軸国に対抗する連合国」の基礎となり、世界の味方を広げていく考え方の中心になりました!🌏
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📜日ソ中立条約と南進政策
一方、日本は北からのソ連の攻撃を避けるために、「日ソ中立条約」を1941年に結びます。 これで安心した日本は、次に「南進(なんしん)政策」をすすめます。
🌏フランス領インドシナ(今のベトナムなど)に軍を進め、資源を得ようとしました。
でもこれが……アメリカやイギリスなどを刺激!😠
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⛔ABCD包囲網と日米交渉
日本の動きに対して、アメリカ(A)・イギリス(B)・中国(C)・オランダ(D)は、「もう日本には石油も鉄も売らない!」と経済制裁を始めます。 これが「ABCD包囲網」!
日本は「このままでは戦えない」と危機感を持ち、アメリカと交渉を始めます。 これが「日米交渉」です。
ですが、お互いの主張がぶつかり合い、なかなか話はまとまりませんでした。
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💣東条英機内閣と軍部の決断
こうしたなか、1941年10月に東条英機が内閣総理大臣に就任。 軍部の力がさらに強まり、「アメリカとの戦争やむなし」という空気が日本国内に広がっていきます。
「このままでは日本が生き残れない」——そんな考えが、日本をさらに大きな戦争へと向かわせていったのです。
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✏️世界が分かれたとき、どんな価値を選ぶのか?
日独伊三国同盟は、力で世界を変えようとする「枢軸国」の代表でした。 一方、自由や平和を守ろうとした「連合国」の思想も広がっていきました。
世界が分かれていく中で、私たちは「どんな価値を大切にしたいか」を考える必要があります。
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📍次回予告!
次は「真珠湾攻撃と太平洋戦争のはじまり」について! 日本とアメリカ、ついに直接対決が始まります!お楽しみに!