
こんにちは! 個別指導WAM堺市駅前校です😊 今回のテーマは、戦前の日本で起こった軍人によるクーデター
「五・一五事件」と「二・二六事件」について、わかりやすく解説します!📚✨
━━━━━━━━━━━━━━━🟨
🔫「五・一五事件」ってなに?
1932年5月15日、若い海軍の将校たちがなんと首相官邸を襲撃し、犬養毅首相を暗殺するという衝撃的な事件が起こりました😨
彼らは「政治家は国をダメにしている!軍が正しい道を示すべきだ!」という考えを持ち、力づくで国を変えようとしたのです。
このときのスローガンが有名な「話せばわかる(犬養)」→「問答無用!(将校)」のやりとり。 つまり、対話を拒否して暴力で解決しようとしたという恐ろしい出来事でした💣
━━━━━━━━━━━━━━━🟧
📉なぜこんなことが起こったの?
背景には、深刻な不景気と農村の貧困がありました。 日本では経済が大混乱、農村では「娘の身売り」が現実になっていました。
そんな時代に、「国を変えてくれるのは政治家ではなく、行動する軍人だ!」という思想が一部の若者たちに広がっていったのです。
結果、事件に関わった将校たちは厳しく処罰されず、むしろ同情されるような空気が流れたことが、後の軍国主義の後押しとなってしまいました😔
━━━━━━━━━━━━━━━🟨
❄️「二・二六事件」ってなに?
それからわずか4年後の1936年2月26日。 今度は陸軍の青年将校たちが、東京の中心部を占拠し、高橋是清(元首相・大蔵大臣)などを暗殺するという大規模なクーデターを起こします!
この事件の目的は「昭和維新」——つまり、天皇を中心にした新しい国づくり。
彼らは「腐敗した政治と財閥を倒し、天皇の理想にかなう日本をつくる」と信じていましたが、天皇自身はこれを完全に否定。 クーデターはわずか数日で鎮圧され、首謀者たちは処刑されました⚖️⚔️
━━━━━━━━━━━━━━━🟧
🚨でも、ここで重要なのは……
この事件をきっかけに、「軍部の発言力が強まりすぎてしまう」流れができてしまったのです。 政府や国民は、軍に逆らうことができなくなっていきました。
政治家の命も奪われるという恐怖の中で、「戦争反対」と声をあげる人が少なくなっていき、日本は戦争へと一直線に進む時代へと突入します😥
━━━━━━━━━━━━━━━🟨
✏️対話をあきらめたとき、社会は壊れ始める
五・一五事件と二・二六事件は、どちらも「力で政治を変えようとした」若い軍人たちの行動でした。
彼らの気持ちには同情する部分もありますが、暴力で社会を変えることの危険性を私たちは知っておくべきです。
今の日本が平和なのは、「対話」ができる社会だからこそです😊📚
━━━━━━━━━━━━━━━🟨
📍次回予告!?
次のブログは「日中戦争と国民の生活」について、さらにリアルに掘り下げてみたいと思います!お楽しみに~♪