
②「その仕事を通じて成したいことがある人」
おおよその方がこちらになるのではないでしょうか?つまり、職種や業界にこだわりはなく、例えば「自分のスキルを活かしたい」や「仕事を通じて世の中に貢献したい」なども当てはまると思います。つまり仕事とは「ツール」であり、それ自体が目的ではないという事です。仕事を通じて自分を成長させたい、人間関係を構築したいなど。
また、このタイプの方は転職することに抵抗が無いと思っているはずです。なぜなら転職すること自体が「スキルアップ」だと思っていますから、職種・業界にこだわりもありませんし、次の仕事を選ぶときも「前職の経験を活かせる仕事」を選ぶ傾向にあるという事です。
ちなみに私はこのタイプでした。私の場合はサービス業が多いのですが「シェフ・ホテルマン・ブライダルカメラマンetc.」そのような所謂「人の役に立つ仕事」を選んできたように思います。
結果、現在は「塾の教室長」をしているわけですから、無意識にそのような職種を選んでいたのかもしれません。
そして③の「仕事は「生きるツール」であり、それ以外のやり甲斐や楽しみを求める人。」
こちらについてですが、就職した先の仕事自体を疎かにするという事ではありません。人生において仕事自体を「ツール」として捉え、自身の趣味やプライベートも充実させる、または仕事の合間に勉強をしスキルを磨く、などツールとして捉える価値観だと思います。
サイドビジネスなんかもそうですね。コロナ禍においてサイドビジネスを推奨する企業もかなり増えたように思います。
この考え方は近年かなり増えてきているように思います。社会全体が多様性を求め始めた昨今、仕事と言うモノ自体への価値観も変わってきていますね。私はそれ自体は素晴らしい事だと思っています。なぜなら人の価値観が変わる事によって新しいモノが生まれるからです。そして、人には人の人生がありますから「仕事自体が人生」と捉える方もいると思いますし③の方の様に「仕事は人生を充実させるツールである」と捉える方もいると思います。どっちが正しい・間違いという事はありません。
如何でしょうか?自分はどの傾向があるか、参考になりましたら幸いです。
次回に続きます。