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2025.05.13

退くことは、進むための一つの方法である 〜立ち止まる勇気について〜

こんにちは。南宇都宮駅前校の金ちゃんです♪

今日は少し立ち止まって考える時間を持ってみましょう。

私たちは日々、「前へ進まなければならない」とプレッシャーを感じながら生きています。勉強でも仕事でも、人間関係でも、何かをやめたり、距離を置いたりすることに対して、「負けた」「逃げた」といったネガティブなレッテルが貼られることが少なくありません。

ですが、私はこう考えます。
「退くことは、進むための一つの方法である」と。

■ なぜ退くことが“前進”なのか

たとえば、山を登っていて迷ったとしましょう。進めば進むほど、道が険しくなり、どこに向かっているのかも分からなくなってしまった。そのとき、無理に前に進むことが本当に“前進”と言えるでしょうか?

一度、少し戻って、地図を見直し、方向を定め直す。そこから再び歩み出す。そのほうが、結果的にゴールに近づくのです。

退くとは、「諦めること」ではなく「見直すこと」であり、「逃げること」ではなく「整えること」です。

■ 生徒たちへの話

私は、授業の中でもよくこう言います。

「一度立ち止まったり、間違えたりすることを恐れないでください。やり直すことを“無駄”だと思わないでください。」

苦手な単元を飛ばして進むより、少し戻って理解を深めるほうが、長い目で見れば確実に力になります。勉強も人生も同じです。遠回りに見えて、実は一番の近道だったということもあるのです。

■ 大人もまた、退くことで学びます

社会に出ると、プライドや責任感から「引くこと」がますます難しくなります。でも、無理に戦い続けて心や体を壊してしまったら、本末転倒です。

退くことができる人は、自分を客観的に見て、戦略的に判断できる人です。むしろ、強い人です。冷静さと勇気、そして柔軟性を持った人が、それを実践できます。


■ 最後に:立ち止まることは、歩みを止めることではない

時には「退く」という選択肢を持つこと。
それは、自分を守り、成長させるための前向きな判断です。

「いま進むべきか、それとも見直すべきか」
そんな問いを自分に投げかけられる人は、きっと大きな成功に近づいていけるでしょう。

焦らず、慌てず、一歩引いて、もう一度見つめ直してみてください。
そこに、あなたらしい「前進」があるはずです。

個別指導WAM南宇都宮駅前校

教室長 小島金治

TEL028-688-7324

宇都宮市吉野1丁目10-17メゾンドフジ1階C号室

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