みなさんこんにちは、個別指導Wam香川 東山崎校です。
公立高校一般入試まであと4日、東山崎校でも受験生たちが最後の仕上げに入っています。
先日、志願変更も締め切られ最終倍率が公表されましたが、全日制の平均競争率は1.08倍と昨年度の1.11倍から少し下がりました。
とは言え、個別に見ていくと同じ高校でも学科によって高倍率のところもありますし、志願変更による増減でスライドした層がどのような得点圏なのかも不明ですから、単純に出願者数が減った場合でも一喜一憂するより英単語の一つでも確実に覚えたほうがいいです。
入試本番まで残り数日というこの期間は、不安になることもあるでしょう。
ただ、こればかりは皆同じです。時間は平等なので、それをどう使うかです。
例えば、
・応用や難問よりも基本問題や暗記科目に絞ってチェック
・英語は熟語の暗記に絞る
・診断テストや入試過去問の間違えた箇所のみ解き直す
といったことでも良いでしょう。
ただし、ダラダラと夜遅くまでやるのは逆効果です。
本番までに体調を崩して本来の力を出し切れないのでは本末転倒ですから。
ところで、高校入試の学力試験は香川県の場合5教科の合計が250点満点のうち、本番での得点が何点なのかという勝負になるわけですから内申は別として考えた場合、極論を言えば1教科が0点でも他の4教科で合格基準点を上回っていれば合格できることになります。
毎年受験に際して
「苦手科目(単元)は捨てる」
という言葉を耳にすることがあるのですが、入試後にその【捨て科目(単元)】を復習している受験生はどのくらいいるでしょうか。
高校によって違いはあるものの、合格発表後の入学者説明会等で課題が出されたりクラス分けのテストが実施されたりするケースもあります。
入学後は課題テストや新入生テストなど呼び方は違えどすぐにテストがある高校も少なくありません。そしてようやく新しい環境、新しいクラスに馴染んできた5月の連休明けに初めての定期テストである中間考査が待っています。
「高校で最初の定期テスト」ということで、皆一様に気合が入るのですが、ここで入試の際の【捨て科目(単元)】つまり中学時代の弱点部分がどれだけ残っているのか、が響いてきます。
数学で言えば、どの高校でも必修とされる「数学Ⅰ」の教科書で扱われる内容は「展開・因数分解」から始まり「平方根」、「2次関数」や「データの分析」といった中学で学習した内容を土台として、さらに発展させたものが大半です。
つまり中学と高校の勉強は入試を境にバッサリと途切れた別物ではなく、つながっているものなので、中学の内容に苦手が多い人ほどスタートから一気に差がついてしまうのです。
周りのクラスメイトたちは新しい仲間であると同時に、受験を通して同じ高校に合格した実力を持つライバルでもあるわけなんですね。
「高校からは頑張るぞ!」と思いつつ、受験生ということで我慢してきたマンガにゲーム、カラオケなどやりたい事をやって楽しむ時間も、もちろんあって良いと思います。
ただ、合格発表後から高校入学までの期間というのは、入試本番直前の今と同じくその時間を「どう使うか」が鍵になる、ということを胸に留めておいてほしいのです。
これから先3年間続く高校生活が、皆さんにとって楽しく充実したものとなりますように。
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