
中世(特に11世紀~13世紀)のヨーロッパでは、ローマ教皇が大きな権力を握っていました。そして、祭司や司教と呼ばれるお偉いさんが、荘園の領主になることもありました。領主たちは、農民たちを奴隷のように扱いました。例えば、結婚をするには、結婚税とよばれる税金を領主に支払わなければいけません。また、村から勝手に出ていくことは、許されませんでした。私は、世界史の中で中世ヨーロッパのこのような歴史を学んでいる時に、とても辛い気持ちになります。
しかし、イギリスの農民一揆を指導したたジョン=ポールの【アダムが耕しイブが紡いだとき、誰が領主であったか。】
という有名なスローガンに始まり、ルターの宗教改革で暗黒の中世ヨーロッパに幕を閉じ、近世ヨーロッパに以降する瞬間に感動しました。歴史が前へと進む瞬間に私は、歴史の面白さがあると思います。