教室ブログ

2024.02.29

「勉強しているのに成績が・・・」何が足りないの?

こんにちは、多肥校の木村です。

 

 

気付けばもう3月。7,8日には県内の公立高校一般入試本番ということで、多肥校の受験生たちも最後の追い込みに入っています。

 

これまで積み重ねてきた頑張りが、それぞれの志望校合格という花を咲かせるように心から祈っています。

春近しといえど、まだまだ寒暖差もありますから体調を崩したりしないようにしてくださいね。

 

 

さて、多肥校へのお問合せやご相談の中で

 

「頑張って勉強しているのに、なかなか点数があがらない」
「うちの子は勉強のやり方がわかっていない」
「テスト前は頑張っているけど普段ほとんどやらない」

 

という内容が比較的多いと思います。

 

ある中学3年生を例に挙げると、中1・2年生の頃から定期テストはよくできていたものの、3年生になり成績が下がり始め、特に診断テストでは勉強時間の割に点数が上がらず、回を重ねるごとに苦戦していたとのこと。

 

診断テストだけなら単純に出題範囲や傾向の違いと考えることもできそうですが、この時の面談では保護者様が先の

 

「頑張って勉強しているのに、なかなか点数があがらない」
「うちの子は勉強のやり方がわかっていない」
「テスト前は頑張っているけど普段ほとんどやらない」

 

というお悩みを3つともお話されていました。

 

 

定期テストの場合、1学期のテストに比べ2学期のテストの方が範囲や難易度も上がりますし、中間テストに比べ期末テストはさらに副教科もあるから下がっても仕方ない、と言う声を聞くこともあります。

 

もちろん学年の平均点も少しづつ下がっていくことが多いと思いますが、学年が上がるにつれて、診断テストなら回が進むごとに、みんな成績は下がるものなのでしょうか。

 

もちろん、そんなことはありませんよね。どんどん上がっていく子もたくさんいます。

 

では、何が違うのでしょうか。

子どもたちにこの話をすると
「〇〇くんは頭がいいから」
「〇〇さんはあまり勉強しなくても出来るから」
という声をよく聞きます。

 

ただ、勉強しなくて成績が上がる子はいません。
他の子に比べ多少は記憶力が良いという子はいるかもしれませんが、勉強せずに成績が上がることはまずないでしょう。

 

保護者の方からも
「小学校の頃はあまり勉強してなくても出来ていたし、テストでは80点を下回ることはほとんどなかったのに・・・」

等の話をお聞きすることがあります。中学生のお子様をもつ保護者様の中には、実際に同様のことを感じておられている方も多いのではないでしょうか。

 

当然ながら小学校と中学校ではテストの範囲や出題形式が全く違いますし、問題数も圧倒的に多くなりますから、小学生の時と同じように勉強をして良い点数をとるというのは難しくなります。

 

それでも上位の成績をとっている子って、大体いつも上位なんですよね。

 

 

では、成績上位の生徒たちは何が違うのでしょうか。
もちろん様々な意見はありますが、そもそもの「学習習慣が身についている」かどうかです。

 

これまでたくさんの子ども達と関わってきましたが、成績上位または成績が早く上がる子というのは、等しく学習習慣が身についています。

 

時折、東大や京大に合格者の保護者インタビューで学習のやり方や家庭での取り組みなどを見ることがありますが、そこに「勉強しなさい、と言ったことがない」「親が言わなくても自分から机に向かっていた」等と言う記事をみることがあります。

 

そんなわけはありませんよね。

そうなるよう保護者が予め必要な環境を用意していたり、習慣になるまでは一緒についていたはずです。中にはそういうお膳立てがなくてもできる子が本当にいるのかもしれませんが、大半は前者ではないでしょうか。

 

 

皆さんもよくご存じの大谷翔平もイチローも「天才」と言われていますが、実は野球に対してひた向きに考え努力し実践していることは有名な話ですよね。

 

勉強も最初から才能があるという天才は、ほんの一握りです。

ほとんどの子どもたちは、やはり家庭内の環境に左右されるのではないでしょうか。

 

もちろん学校や塾などがきっかけになることも多くあると思いますが、習慣が身についていなければどんなに優れた指導者から教わったとしても、学習の内容そのものも身についていきません。

 

ただそういった習慣を身につけることが大切なんて、もちろんわかっていますよね。

 

私にも小学生の子どもがいますが、その習慣を身につけるまで毎日一緒に根気よくとはなかなかいかず、夫婦で揉める原因はほとんど子どもの学習についてです。

私の家庭もそうですが、ほとんどのお母さん、お父さんはお仕事や家事に追われる毎日という状況では、わかっていても難しいのが現実ですよね。

 

 

ですが、子どもたちは無限の可能性を持っています。

そのきっかけを作り根気強く与えていくことで変化する子どもを私はたくさん見てきました。

 

 

例えば子どもが好きなものや興味のあるものを見つけられる環境をつくること。
そして子どもとの会話や行動から興味があるもの見逃さない。
子どもは、いつ何に興味を持つかはわかりません。

 

学習の習慣づけって難しく考えがちなんですが、そのきっかけは身近にたくさんあると思うんです。

 

私は、休みの日はなるべく子どもと外に出かけるようにしているのですが、ここ最近だと近所のスーパーの野菜売り場で【〇県産】と書かれている札を見つけては「このあいだ学校で習ったから知ってるよ、となりの県は〇〇県でしょ」等と会話をしているうちに、それまで好きな教科のツートップだった「体育」と「図工」よりも「社会」が大好きになったそうです(笑)

 

 

勉強に限ったことではなく、仕事も趣味もまずは興味を持つことが大切だと思います。

 

①興味(目的・目標)
②行動・やってみる(考えて試行錯誤)
③出来る(自己肯定感が上がる)
④自信がつく(自分を信じて何でもトライする)
⑤達成(成長)

 

①~⑤の流れは、1つではなく複数のことが並行したり⑤の後に違った種類の①へとサイクルをつくるケースもあるでしょう。

 

お子さんにとってよい習慣となる1つのきっかけを見つけるために、家庭でできることにチャレンジすることで、学習に繋がることもよくあります。

 

とはいえ「継続は力なり」という通り、②→③→④と進んで行くためにはその方法やモチベーションの維持に関して何らかの手助けも必要になってきます。

 

 

もちろん、学習面においては塾として指導を通じて学習習慣を身につける、わかる・できるようになるから自信がつくなど、塾だからこそ出来るサポートというのは実はたくさんあります。

 

ただ、そのためにはまず本人の現状と学力レベルに合った勉強方法を知り、進めていくことが先決です。

 

お子さんがよい学習習慣を身につけて成長するためにどんなことができるのか、一人であれこれ悩むよりも私たちと一緒に考えていきませんか?

ぜひ多肥校まで、遠慮なくご相談・ご質問ください。

 

 

 

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