教室ブログ

2023.01.07

【一人勝ちでいい-2】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

もう一つ例を挙げてみます。ある観光地の温泉街が時代の流れにより、閑散とした街になってしまいました。商工会の皆さんで「この街にカジノを誘致しよう」と政府に働きかけるとします。一見、「みんなで盛り上げよう!」と素晴らしい動きに見えるのですが、これも今の時代の価値観には合わない行動だという事です。

 

例えば、「私はカジノを作ってたくさんお金を落としてもらうのが良いと思うんだが、どうだろう?」と言う人が居ます。すると「いやいやそれはわかるんだけど、人が増えれば忙しくなって従業員が足りなくなるだろ」なんて言う人が居るとします。そうこうしているうちに、いろんな意見が飛び交い時間が過ぎてしまいます。つまり「チャンスを延々と逃している」という事です。人が集まれば集まるほど、決定に時間がかかり、立ち入らなくなるのは当たり前です。

 

そこで本題の「一人勝ちでいい」という話になるのですが、例えば上記の観光地のお話であれば「他の店がどうなろうが自分の店だけ商売繁盛すればいい」という事です。

 

一見暴論のように見えますが、続きをお話します。

 

例えば一人勝ちをした旅館があるとします。商工会に参加をせず、SNSやクチコミや紹介、独自の販促活動を展開し、その観光地のトップになった旅館があるとします。

その旅館と言うのは「商工会に参加をして時間を掛けチャンスを逃すより、まずは自分の旅館を軌道に乗せるのが優先だ」という考え方です。

 

結果、一人勝ちしたわけですが、するとどうでしょう。隣のお土産屋さんが旅館の店主に相談に来ます。「どうやってそこまで繁盛することが出来たんだ?」店主は答えます「実はSNSやクチコミでここまで認知度が上がったんだ。あなたのお店もやってみるかい?」お土産屋さんは答えます「やるやる!SNSって無料で出来るんだろ?だったら教えてくださいよ」「もちろんいいよいいよ!一緒に頑張ろう」

 

とまぁ、こうなるわけですね。この旅館の店主は現代の価値観を読んでいる人でした。

昔は一人勝ちをすれば「企業秘密だ」なんて言い、独自のやり方を隠したりしました。つまり、競争相手を増やしたくないという考え方です。

 

はっきり申しまして、その価値観や考え方は古いです。古すぎてホコリをかぶっています。

つまり「一人勝ちが出来ればそれ自体が成功事例となり、他者に共有することで全員が成功者になれる」と言うのが現代の新しい価値観です。

 

ですので、「少は大を兼ねる」ということなんですね。

 

次回に続きます。

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