教室ブログ

2022.12.01

【子供は子供のままでいい-4】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

直観とは全人類に備わった能力です。その能力を生かさず、世間や一般論を当てにした考え方では、必ずと言っていいほど後悔します。

 

だって、あなたは「世間や一般論」ではありませんからね。「あなたはあなた」なのです。

 

子供にとって一番いい環境というのは「子供らしくある」事です。食べたいときに食べ、泣きたい時に泣き、走りたい時はもう走り出している。そんな状態が一番理想なんですね。ところが人間社会とはそううまくいきません。急に泣き出したら周りの迷惑になります。急に走り出したら車にぶつかってしまうかもしれません。つまり世間には「危険」が満ち溢れています。そんな中親は「危険な目に合わせたくない」ですから、あれもやめなさい、これはいけません、と縛ってしまうんですね。

 

ココが人間の面白い所で、「矛盾」の中に生きる必要があるといい事です。つまりその矛盾の中でも人は「幸せになる」という修行なのです。

 

「清濁併せ呑む」つまり、毒も薬も全て自分の体の糧となる、という事です。

いい事も悪いことも起きます。しかしそれは当たり前のことで、全てが経験なのです。

そして、子供の内はたくさんの失敗をします。たくさんの迷惑を掛けてしまいます。

それもすべて経験であり、本人にとっての修行なのです。

 

ただ、これだけは守らないといけないことが一つあります。それは「親は子供に対して条件付きの愛情を注いではいけない」という事です。例えば「お手伝いをしたときだけ褒める」「テストでいい点を取った時だけ褒める」などです。人間は完璧にできませんし、そのように作られていません。にもかかわらずいい時だけ褒めて良くない時は叱ったり注意される。すると子供は「僕は失敗したらいけないんだ」と思い「成功しない自分に生きている価値はない」と生存意識にまで直結してしまう事があります。

 

また、「子供が親の面倒を見る」つまりアダルトチルドレンと呼ばれる子供の事を指しますが、例えば「親の愚痴を聞かされる」や「親の顔色を見て自分の行動に制限を掛ける」などが挙げられます。つまり子供のまま成長できない子供であるという事です。もちろん兄弟の面倒を見てもらったり、お使いをお願いすることもあるでしょう。ところが程度を超えて子供を「頼り」にする親が居ます。その親は完全に子供に依存しており、本来であれば大人に頼むべき事(愚痴や悩み相談等)を子供にしてしまうという事があります。

 

そのような環境で育った子供はアダルトチルドレンとなり、自分の意見も言えない、持てない、言えば親に怒られる、だからグッと我慢する、そのような子供に育ってしまいます。

次回に続きます。

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