教室ブログ

2021.12.30

「社会が豊かになると、人は生きる意味を見失う!?」

 

こんにちは、出口校 西川です。

 

人間は 戦争、飢餓、病気、差別など、生命をまっとうできない危険性がある環境

 

においては、動物的な生存本能が発揮されやすく生きることそのものが目的たりえました。

 

しかし、社会が豊かになり、生命の危険がないことが当たり前になってくると、

 

「生きること」それ自体の意味を見つけることが難しくなってきました。

 

歴史の事実に照らし合わせると、たとへば江戸末期から明治維新にかけてのように

 

「国家」「社会」とか「これをより良くするために自分の人生を捧げよう」と

 

思えるような「大義」が見つかりにくくなります。

 

そこで 現在の日本のような社会に必要になってきたのが「自分の物語化」です。

 

自分の物語化とは、これまでの人生で連綿と起こってきた出来事に対して、

 

自分なりの解釈をつけていくということです。

 

「あの苦しみがあったおかげで、今がある」などというような自分の生き方に

 

物語性を見出せれば、当面の生きる意味を得ることが出来、生きやすくもなります。

 

「人は、自分の物語にすがりついて生きている」

 

これは、臨床心理学者の高垣忠一郎先生の言葉です。

 

しかし今、

 

生きづらさを抱える人が増えている背景には、これまで信じられてきた

 

「幸福へ続く物語」が徐々に当てはまらなくなってきたが為です。

 

では どうすればいいのか・・・。

 

次回はそのあたりの話をしていきたいと思います。

 

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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