教室ブログ

2021.07.21

失敗を繰り返す人、失敗を経験にする人の違い。

こんにちは、個別指導Wam香川統括教室長の木村大輔です。

「失敗は成功のもと」や「七転び八起き」など失敗にまつわることわざがいくつかありますが、よく耳にすることわざではないでしょうか。

そして「失敗から生まれる」「失敗から学ぶ」といった「失敗があるからこそ始まる」といった肯定的な言葉も多くあります。

では、本当に失敗することが良いことなのでしょうか。

確かに失敗から学ぶことで良くなった、成功している人は失敗の数が多いなどといわれることがあります。しかし、中には「失敗=成長」つまり「失敗したら勝手に学べる」と勘違いしている人もいるような気がします。

それは、いわゆる「失敗を繰り返す人」です。

仕事でも勉強においても、何度も同じ失敗をする人を見たことがありませんか?そのような人の特徴として、失敗やミスをしたことに対して反省や改善の意識が低く、そのことで責任や信頼を失ったり、また同じことするかもしれないというリスクを考えていないということが挙げられます。

もちろん、人は誰しも失敗を経験しますが、本質は誰しも失敗したくないと考えることが自然です。では、失敗をしたら次にどうするかを考えさらに行動しないと変化はありません。

先日、小中学校では懇談会が行われ、1学期の成績を返されていました。

そんな中、ある生徒・保護者から懇談での成績が悪くかなり悔やんでいる様子でした。確かに一度ついた成績は変えることが出来ません。しかし、生徒と話をしているなかで何が原因で思った成績にならなかったのか、次はどのように行動をすることで改善できるのかをしっかり話して決めることが出来ました。早速、生徒は次の目標に向けてスタートを切りました。

今回の生徒のように失敗はその後が重要です。

・いつまでも失敗を悔やんで行動しない。

・やっても出来ないなど、能力のせいにする。

・失敗したが悔やむだけで原因を追及しない。

・原因がわかったが具体的に行動しない。

このような行動、考え方では失敗から成長することはできません。

失敗を繰り返さずに改善したことを継続することが「失敗を経験する人」に変わるということではないでしょうか。

そのためには何が必要か。それはテストの点数が取れなかった原因は何かを考えることです。

そもそも問題が分からなかったのか。

覚えるべきことを覚えていなかったのか。

計算間違いやスペル間違い・漢字間違いのようなケアレスミスなのか。

原因を分析して、次に生かす対策をとることが重要です。

学習計画・学習の実行・確認テスト・不正解問題の対策のサイクルを日々の学習で行うようにしましょう。

失敗の原因の究明が成功への道標となります。

つまり失敗することが大切なのではなく、失敗から学び、考え、工夫することで成功を手にすることが大切なのです。成功の下には多くの失敗があり、それと同時に、多くの学びもあります。

例えば、皆さんもインターネットなどで買い物をする機会が多くあると思います。その際、失敗したくないので、購入の前にレビューを確認し、不良品などを購入しないように使った人のブログを読んでみるなど、失敗しないために対策を立てていると思います。

誰しも失敗はしたくないからこそ、失敗例を探します。

私も以前、レビューなども見ず購入したことでかなり手痛い失敗をしました。そんな失敗例を自分の学びにして、今では必ず購入する前に失敗している人の情報を探したり、ブログなどのチェックをすることで自分も失敗しづらくなりました。さらに誰もが商品レビューや評価をすることが出来るようなったため、情報として確認できるので失敗から学ぶことが増えました。

多くの大人たちは勉強において、多少なりとも失敗をしてきたと思います。だからこそ、自分の子どもには失敗をしてほしくないと思い「勉強しなさい」「宿題は終わったの?」などということがあります。

勉強をしないと失敗すること、後悔をすることを知っているからです。

商品を購入することとは違うかもしれませんが、自分と同じ失敗をしてほしくないから経験を子どもに伝えようとしています。

「親の勉強をしなさい」は人生の先輩としての人生レビューです。

失敗から学んできた人生レビューを参考に、学習においては失敗を出来るだけ未然に防ぐこと、そして失敗をしたとしても改善し次のステップへ行動することで成長していきましょう。

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