教室ブログ

2021.04.05

【番外編】生物は化学に。化学は物理に。物理は数学に。数学は哲学に。

新年度がスタートしました!

特に、新中学生や新高校生のみなさんは、

新しい生活に期待と不安で一杯でしょう。

 

さて、タイトルの言葉についてです。

この言葉は、私が大学生のときに聞いた言葉ですが、

今でも使われているようです。

 

どんな意味か説明しましよう。

 

高校の生物と大学の生物は、かなり違います。

大学の生物は、高校の化学のような感じになります。

これが、「生物は化学に」ということです。

単純な用語の暗記ではなく、化学式とお友達にならないといけません。

 

続いて、高校の化学と大学の化学も、かなり違います。

大学の化学は、高校の物理のような感じになります。

これが、「化学は物理に」ということです。

大学の化学では、先ずは原子の話から入ります。

電子の軌道やエネルギーの話もあります。

まるで、高校の物理のような授業からスタートします。

 

さらに、高校の物理と大学の物理も、かなり違います。

大学の物理は、高校の数学のような感じになります。

これが、「物理は数学に」ということです。

大学の物理の授業の黒板は、微積を中心とした難解な数式のオンパレードです。

 

最後に、高校の数学と大学の数学も、かなり違います。

大学の数学の授業は、最初は数学らしい授業ですが、だんだん哲学みたいになってきます。

これが、「数学は哲学に」ということです。

大学3年生辺りからの数学の授業の黒板は、なぜか日本語で溢れてきます。

 

これは、高校の勉強と大学の勉強とでは、大きく違うということを示しています。

大学の勉強は、高校の勉強にはない、違う楽しさがあります。

その楽しさを味わうためにも、受験勉強を通して、

高校までの基礎学力をしっかり身につけてくださいね。

大学に入って、必ず生きてきますよ。

 

中山校  渡辺

この記事をシェア

すべて無料!
丁寧にサポートさせていただきます!

お急ぎの方はこちら! 電話でもお伺いいたします!

フリーダイヤル(受付時間10:00~22:00) フリーダイヤル® 0120-20-7733