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教室ブログ
こんにちは！個別指導Wam山の下校の中村です。
第1回目の紹介シリーズから早3か月・・・
このペースだとすべての本を紹介するまで5,6年かかりそうなので、少しペースアップして投稿していきたいと思います！
さて前回はガブリエル・ゼヴィンさんの「天国からはじまる物語」を紹介させていただきました。
＊前回の記事はこちら↓
【BOOK】おすすめ本紹介vol.1 ～天国からはじまる物語 / ガブリエル・ゼヴィン ～
今回は私の一番大好きな作家である道尾秀介さんの作品から「カラスの親指」をご紹介します！
高校生の時に読んだ「シャドウ」というミステリー作品をきっかけに道尾さんの作風に惚れて、現在発売されている本は全て読破しました。
そのなかでも「月の恋人 ～Moon Lovers～」という作品は2010年に木村拓哉さん主演の月9ドラマとなっているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか？
道尾作品の醍醐味は何といっても最後に巻き起こる大どんでん返し。
どの作品でも最後に必ず予想を裏切られること間違いなし！
1度読んだら必ずもう一度読み返したくなるはずです。
〈あらすじ〉
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、５人と１匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは？息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品。第６２回日本推理作家協会賞受賞作。転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに！ 最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。
（紀伊国屋書店HPから抜粋）
こちらの作品は推理小説ではあるものの、笑いあり涙ありの楽しい作品となっており、シリアスなミステリー作品が苦手な方でもかなり読みやすくなっています。
見どころはとにかくたくさんの伏線がはられているところ。
最後の最後で大どんでん返しが巻き起こるのですが、結末を知ったうえでもう一度作品を読み返してみると結末につながる様々な伏線に気づくことができます。
全く同じ作品を読んでいるのに、新たな作品を読んでいるような感覚を味わえるので2度読むことをオススメします！
実はこの作品、2012年に阿部寛さん主演で映画化されているのです。
今回道尾作品の中で真っ先にこちらの作品を紹介したのは、活字が苦手な方でも映画を見てこの「大どんでん返し」を味わってほしいと思ったからです。
小説だとなかなか読む気になれない・・・と思う方はぜひ映画から入ってみてください！
きっと「全く予想のできない結末」にハマるはずです・・・！
今回はここまで！次回もお楽しみに！
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