教室ブログ

2020.10.14

数学の証明問題を得意にする方法 個別指導Wam荻野校

こんにちは。個別指導Wam荻野校の星野です。

今日は窓を開けて車を運転していると、ほのかにキンモクセイの香りがしてきました。

例年より少し遅いかな?と思いつつ、ようやく秋っぽくなってきたのだと感じました。

 

さて、秋といえば皆さん何を思い浮かべますか?読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・色々だと思います。

私には「証明問題の秋」という季節感があります。

中学で、三角形の合同や相似の証明、数式の証明などこの時期に盛り込まれていることが多く、よく生徒が苦戦している所を目にしますし、質問される事が多いように思えます。

 

自分の中学生の時を思い出すと、確か三角形の証明問題までは、数学は平均くらいの成績だったかな?と記憶しています。そして迎えた証明問題・・・最初は「これ数学?」と思いました。おそらく、同じように思った(思っている)人も多いでしょう。

それに関しては、長い数学の歴史を語ることになりますので省略しますが、とにかく数学という教科の中にあるのは間違いない。そして文章を書かなければならない。

ここで数学嫌い、数学アレルギーになる人もいます。

けど、自分の場合はどうだったか・・・おかげさまで、証明問題を解くのが得意になり、数学全体が得意になりました!

 

でも、本当の事を言うと、最初は非常に苦手でした。そんな苦手を得意に変える方法を、塾の先生から教わったのです。今でも非常に耳に残る事を、先生は仰っていました。

 

「創造は模倣より始まる」

 

この一言が、証明問題を得意にするきっかけになったのです。

 

言葉の意味は「最初から自分自身で証明の問題なんて、書けるはずがない。簡単で、よく出る問題を一言一句間違うことなく書けるまで、書き方を真似て覚えなさい。そうすれば、初めて見る問題でも答えられるようになる。」という意味です。

「本当かなぁ?」と思いつつ、一言一句間違わないようにテストもされ、何問かは完全に覚えました。けれども、これはただ問題の解答を覚えたのではなく、解く方法の流れを体に覚えさせていたのです。要は、どんな問題が来ても解答を書く「ひな型」を会得して、その問題で必要な部分を、問題に合わせて書き換える。そうする事で、出だしから証明終了まで、一貫した様式で書くことができるという事です。

証明問題は、文章が定型的ですがそれほど長い文章を書く訳ではないので、点数を稼ぎやすい所です。けど、それが型どおりではなければ、点数を落としやすい所でもあります。

 

教科書や参考書の例題を、しっかり真似る事は、本当にただの暗記になるかもしれません。

けれども何問か繰り返し解き方を真似して書いていくと、解き方の型を身に着けることができますし、時間がかかるようで実は最短の方法であると信じています。

「創造は模倣より始まる」

皆さんも一度試されてはいかがでしょうか。

 

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