教室ブログ

2016.10.07

鴻雁来

皆さん、こんにちは!Wam楠見校です。
今年は本当に台風の当たり年で、ここまで沢山の台風が日本に上陸し、そのため学校が休校になる事が多々発生しました。当校もその煽りを食って休講が相次ぎました。
当校の周りの田んぼもほぼ稲刈りが終り、実りの秋を実感させる季節になってきましたが、そこのキミ、勉強は進んでいますか?実りの秋が来そうですか?・・・そうでないなら、今からでも遅くはありません。すぐお電話(☎073-480-3502)下さい!待ってますよ!
さて、今頃は二十四節気の「寒露(かんろ)」と言い、これから本格的な秋の始まりになります。
寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことで、この時期は五穀の収穫もたけなわで、
農家は繁忙を極めます。また、ツバメなどの夏鳥と雁(かり)などの冬鳥が交代する時期でもあります。

寒露の初候を七十二候の「鴻雁来(こうがんきたる)」と言います。雁が北の方から日本に渡ってくる季節を知らせています。
冬にしか見かけない雁ですが、題材にした有名な文学作品がいくつかあります。
小学校の教科書に登場する井伏鱒二の『屋根の上のサワン』や、椋鳩十の『大造じいさんとガン』 。そして、何度も映画化された森鴎外の小説『雁』。
また、話題の大河ドラマ「真田丸」のタイトルバックに出てくる真田家の家紋にも使われています。
食べ物では、肉食が許されない僧侶の食べ物として、美味な雁の肉に似せて作られたのが
「がんもどき」です。その名は「雁(がん)」のニセモノ、つまり「もどき」からきています。
せめてその色や形だけでも似せさせて、雁肉を食べたつもりになったのでしょうね!
何か「がんもどき」って涙ぐましいですネ!こう見ると「雁」って日本文化の中に結構入り込んでいるんですね!
あぁー、久しぶりに「がんもどき」が食べたくなったので、きょうの夕食は関東煮にしてもらおう!
Au revoir、a bientot!

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