教室ブログ

2015.03.24

飛び立ってゆく君たちへ

無駄な経験なんてなくて、無駄にしてるのはいつだってその人自身なんだって、そう思います。

例えそれが、二度と思い出したくないような苦いものでも、例えそれが、涙を枯らすような辛いものでも。

 

何であんなに頑張ったのに、神様はこんな仕打ちをするんだろう
何でこんなに泣きたいのに、みんな笑ってられるんだろう
何でこんなに辛いのに、地球は平気で回っていられるんだろう

 

こんなときぐらい、甘やかしてくれればいいのに
こんなときぐらい、悲しい顔してくれればいいのに
こんなときぐらい、止まってくれればいいのに

 

なんでこんなに悲しいのに、時計の針は気も使わずに先へ先へ進み続けるんだろう。

そっとしてくれればいいのに。

 

止まるのが無理なんだったら、せめて夜をちょっとだけ長くしてくれたら。

そしたら気が済まで泣き続けて、立ち直れるまで眠り続けて、やる気が起きるまで何もしないのに。

 

でも朝はいつもどおりにやってきて、世界は前に進めと急かしてくる。

まだ準備できていないのに、地球は止まってくれないから、とりあえず歩みだすしかなくて。

ふらふらで、先が見えなくて、全てが灰色に見えて、また急に泣きたくなって。

 

でも

それでも地球は回るから。

とりあえず、進んでいくしかなくて。

 

地球はそんなやつだから

だから、自分も進んでいかなきゃいけなくて。

 

僕はそこで進んでいくことが出来ました。ふらっふらで、辛すぎて、平気な顔して笑ってる見知らぬ通行人が恨めしく思えて。でも、それでも進んでいくしかなかったから、進むことが出来た。

 

歩みを止めちゃダメなのかなって。

 

辛いから、だから正直に泣いて、包み隠さず話して、辛いって言って、いろんな人に甘えて、一人じゃ無理だから、そうやって周りを巻き込みながらなんとか歩き続けて、いつの間にかここまできました。

 

どんなことがあっても、歩みを止めないでほしい。

今僕は、巻き込まれる側の人間なので。
巻き込んでくれていいから、でも歩み続けてほしい。

 

こんなとき、なんて声をかけたらいいのか分からないけど、でも、例え君が止まっても、世界は止まってはくれないから。

だから辛いけど、進んでいくしかない。
僕はそう思うので。

 

“Life is not about waiting for the storm to pass. It’s about learning to dance in the rain”

「人生とは、嵐が過ぎ去るのを待つことではない。雨の中でどう踊るかを学ぶことである。」

 

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