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みなさんは、英語の『副詞』について正しく理解し、使いこなせていますか?
文法用語として頻繁に出てくる品詞で、私たちが日本語で話すときにも知らない間に使っていることの多い言葉です。

 

今回のコラムでは、そんな『副詞』について例文と一緒に解説していきます。
イマイチ理解できていない方は、ぜひ勉強の参考にしてみてください!

 

 

そもそも副詞とは? 

副詞とは 

副詞とは、言葉や文章などを修飾する働きのある言葉です。

日本語では、「とても」「早く」「丁寧に」「昨夜」「毎週」などが副詞となります。
『副詞』と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際の言葉を見てみると、日常で気に使っている語句だと分かりますね。

 

形容詞との違い 

同じ修飾の働きをする品詞に『形容詞』がありますが、その違いは何でしょうか?

 

それは、修飾する「もの」が異なるということです。
形容詞は『名詞』を修飾する品詞であるのに対して、副詞は『名詞以外』修飾する品詞となります。
例えば、「美しい(beautiful)」という形容詞は「美しい花(beautiful flower)」というように名詞(今回であれば「花」)を修飾します。

一方、「ゆっくり(slowly)」という副詞は「ゆっくり話す(talk slowly)」というように動詞(今回であれば「話す」)を修飾します。

 

 

副詞の種類 

場所 

『場所』の副詞は、「上に」「遠くに」など動作が『どこで』行われるかを表します。

 

(場所を表す副詞)
above(上の)、down(下に)、far(遠くに)、near(近くに)、there(そこへ)、home(家で)など

 

(例文)
①My dream is to go abroad.(私の夢は海外に行くことです。)
②Please wait here.(ここでお待ちください。)

 

時間 

『時間』の副詞は、「明日に」「~の前に」など動作が『いつ』行われるかを表します。

 

(時間を表す副詞)
now(今)、then(その時)、still(まだ)、already(すでに)、before(~の前に)、recently(最近)など

 

(例文)
③It was a storm yesterday.(昨日は嵐でした。)
④Tom goes to dinner with his girlfriend tonight.(トムは今夜ガールフレンドと夕食に行きます。)

 

状態や様子 

『状態や様子』の副詞は、「実際は」「正直に」など文章全体の様子を表したり、「簡単に」「注意深く」など動詞が『どのように』行われるかを表します。

 

(状態や様子を表す副詞)
seriously(真面目な話)、actually(実際は)、happily(幸運なことに)、carefully(慎重に)、suddenly(突然)、fast(早く)など

 

(例文)
Unfortunately, they couldn’t win the match.(残念ながら、彼らは試合に勝つことができませんでした。)
⑥She plays the piano well.(彼女はピアノを上手に弾きます。)

 

程度 

『程度』の副詞は、「とても」「もっと」など動詞が『どの程度』行われるかを表します。

 

(程度を表す副詞)
also(~も)、only(~しか)、enough(十分に)、most(もっとも)、hard(一生懸命に)、especially(特に)など

 

(例文)
⑦Thomas has improved surprisingly.(トーマスは驚くほど上達しました。)
⑧I was really sad today.(今日は本当に悲しかったです。)

 

確信の度合い 

確信の度合いを表す副詞には、「たぶん」「もしかすると」などがあります。

 

(確信の度合いを表す副詞)※度合が大きい順
certainly(確かに)、surely(きっと、~に違いない)、probably(たぶん)
maybe(たぶん)、perhaps(たぶん)、possibly(もしかすると)など

 

(例文)
⑨Catherine is probably in the library.(キャサリンはおそらく図書館にいます。)
⑩I possibly have made a serious mistake.(私はもしかすると重大な間違いを犯しました。)

 

頻度 

『頻度』の副詞には、「毎日」「ときどき」など動詞が『どのくらいの頻度』で行われるかを表します。

 

(頻度を表す副詞)
daily(毎日)、yearly(年1回)、annually(毎年)、often(しばしば)、usuallu(普段は)、always(いつも)など

 

(例文)
⑪I weekly go to my grandmother’s house.(私は毎週祖母の家に行きます。)
⑫They are always competing.(彼らはいつも競争しています。)

 

否定や肯定 

『否定や肯定』の副詞は、「決して~ない」「その通り」など質問の返答に対して一言で答えることができます。

 

(否定や肯定を表す副詞)
never(決してない)、exactly(その通り)、certainly(もちろん)、probably(たぶん)など

 

(例文)
⑬Did he fail the exam? – Never!(彼は試験に落ちたのですか? – まさか!)
⑭Did John become the principal? – That’s exactly!(ジョンが校長になったのですか? – その通り!)

 

原因や結果 

『原因や結果』の副詞は、「したがって」「最終的に」などを表します。

 

(原因や結果を表す副詞)
since(~なので)、finally(最終的に)、therefore(だから)、thus(そういうわけで)、accordingly(それに伴って)など

 

(例文)
Consequently, she was demoted.(その結果、彼女は降格となりました。)
Accordingly, she was transferred.(それに伴って、彼女は転勤しました。)

 

 

副詞の位置 

限定の副詞 

修飾する物を限定する副詞の場合は、副詞を『前』に置きます。

(例文)
He is very kind.(彼はとても親切です。)
→very(とても)は程度を表す副詞で前に置かれており、形容詞であるkind(親切である)を限定しています。

 

状態や様子

文章全体の様子や態度などを表す副詞は、文全体を修飾するため、文頭に置いて『,(コンマ)』を付けるのが一般的です。

程度

程度を表す副詞は、修飾する言葉がどの程度なのかを表現することによって限定するため、修飾する言葉の前に置きます。

確信の度合い

確信の度合いを表す副詞は、基本的には修飾する語句の前に置きます。

頻度

頻度を表す副詞は、動詞や動詞を含んだ行為がどれくらいの頻度で行われるかを限定するため、動詞の前に置くのが基本となります。
しかし、「1週間に1度(once a week)」「1か月に2度(twice a month)」などを表現したい場合は、文末に置くのが基本となります。

 

説明の副詞 

説明する副詞の場合は、副詞を『後ろ』に置きます。

 

(例文)
She play the guiter every day.(彼女は毎日ギターを弾きます。)
→every day(毎日)は頻度を表す副詞で後ろに置かれており、ギターを弾くことに対していつするのかを説明しています。

場所

場所を表す副詞は、一番後ろからその文章の動作がどこで行われたかを説明するため、文末に置くのが基本となります。
場所を強調したい場合は、『,(コンマ)』を付けて文頭に置くこともあります。

時間

時間を表す副詞は、文末に置くのが基本となります。
場所の副詞と同じく、時間を強調したい場合は、『,(コンマ)』を付けて文頭に置くこともあります。

状態や様子

動詞の状態(どれくらい、どのように、なんで、など)を修飾する副詞は、文末に置きます。

その他 

否定や肯定 

否定や肯定を表す副詞は、単語によって異なりますが、質問の返答としてその単語を一言、言うだけで会話が成立します。

原因や結果 

原因や結果を表す副詞は、単語によって異なりますが『,(コンマ)』を付けて文頭に置くことが多くなっています。

 

 

副詞の形 

副詞の形は、単語の語尾が「-ly」で、『形容詞 + -ly』となっていることが多いです。

形容詞の原形 + -ly 

形容詞の原形の語尾に『ly』を付けると副詞になる単語があります。

 

子音字 + -y 

形容詞が「子音字 + y」となっている場合、「y」を「i」に変えて『ly』を付けると副詞になる単語があります。

 

-ll で終わる 

形容詞が「-ll」で終わる場合、語尾に『y』を付けると副詞になる単語があります。

 

-le で終わる 

形容詞が「-le」で終わる場合、「e」をとって『y』をつけると副詞になる単語があります。

 

-ue で終わる 

形容詞が「-ue」で終わる場合、「e」をとって『ly』をつけると副詞になる単語があります。

 

 

名詞と同じ形 

副詞の中には、名詞と同じ形のものがあります。

 

(例)
today:今日(名詞)、今日に(副詞)
tonight:今夜(名詞)、今夜に(副詞)
downstairs:下階(名詞)、下階で(副詞) など

 

形容詞と同じ形 

副詞の中には、形容詞と同じ形のものもたくさんあります。

 

(例)
early:早い(形容詞)、早く(副詞)
long:長い(形容詞)、長く(副詞)
well:健康な(形容詞)、よく(副詞)
pretty:可愛い(形容詞)、かなり(副詞)
daily:毎日の(形容詞)、毎日(副詞) など

 

元々副詞である 

形容詞や名詞から派生したものではなく、もともと『副詞』である単語も多数あります。

 

(例)
already(すでに)、often(しばしば)、seldom(滅多に~しない)、very(とても)、almost(ほとんど) など

 

 

覚えておきたい副詞一覧 

ここで、覚えておきたい副詞をいくつか例文と一緒にご紹介します!

 

《ago:(今から)~前に》
This was a park three years ago.(ここは3年前、公園でした。)

 

《better:より上手に》
I can dance better than him.(私は彼より上手に踊ることができます。)

 

《together:一緒に》
Would you like to have lunch together?(一緒にランチを食べませんか?)

 

《never:一度も~ない》
Sam has never beat me.(サムは一度も私に勝ったことがないです。)

 

《finally:最後に、ついに》
Finally, I found a buyer for this car.(ついに私はこの車の買い手を見つけました。)

 

《how:どれくらい、どうやって》
How much is this necklace?(このネックレスはいくらですか?)

 

《usually:たいていは、普通は》
Ali is usually in the library.(アリはたいてい図書館にいます。)

 

《often:しばしば、よく》
They often play soccer in the park.(彼らはよく公園でサッカーをします。)

 

《soon:すぐに》
I’ll be back soon.(すぐに戻ります。)

 

《really:本当に》
The roses here are really beautiful.(ここのバラは本当に美しいです。)

 

 

副詞についての注意点 

-ly で終わる『形容詞』もある 

「-ly」をつけると副詞となる形容詞がある一方で、「-ly」で終わる『形容詞』もあるので注意しましょう。

 

(例)
lovely(愛らしい)、lonely(孤独な)、elderly(年配の)、friendly(人懐っこい)など

 

-ly をつけると意味が変わる副詞もある 

形容詞と同じ形をもつ副詞には、「-ly」を付けると意味が変わるものもあります。

 

(例)
most(最も)→ mostly(たいてい)
just(ちょうど)→ justly(公正に)
hard(激しく)→ hardly(ほとんど~ない)
late(遅く)→ lately(最近) など

 

状態や様子→場所→時間 

場所や時間など表す副詞が、ひとつの文章に複数ある場合は『状態や様子 → 場所 → 時間』の順番に並べるのが基本となります。

 

(例文)
①Jessica swam fast at the tournament last week.(ジェシカは先週のトーナメントで速く泳ぎました。)
fast(状態や様子)→ at the tournament(場所)→ last week(時間)

 

また、ひとつの文章に時間が複数(明日の10時など)、場所が複数(ニューヨークのバーなど)の場合は、単位の小さいものから順番に並べます。

 

(例文)
②We met at a bar in New York.(私たちはニューヨークのバーで会いました。)
→ニューヨークよりもバーの方が小さいので、先に置きます。

 

 

まとめ 

いかがでしたか?
副詞にはさまざまな種類があり、副詞によって置く位置も異なり、少しややこしいかもしれません。
しかし、副詞を覚えることにより表現の幅が広がります。

 

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