教室ブログ

2023.09.25

過去問の使い方

こんにちは、円座校です。

 

中学生のみなさんはテスト期間真っ只中ですね。

みなさん、勉強は計画的に進んでいますか。

 

円座校ではこの土日は13時から教室を開け、自習室が使えるようにしていました。

 

 

私自身がそうだったのですが、家庭で勉強が思うように進まないと感じる人は意外と多く、そんな人にとって集中して学習できる環境というものは必要不可欠です。

 

家で学習できないことを嘆く方は多いですが、私は全く悪いことだとは思っていません。

適切な学習時間を確保できるのであれば手段手法問わず、で私はいいと思います。

 

あくまでも自習室はその一例にすぎません。

どの環境なら学習が捗るのか、いろいろ試行錯誤してみましょう。

 

さて、今回は「過去問の使い方」についてです。

 

最近自習をしている中3生で入試の過去問を解いている生徒がいました。

早くも入試を意識した学習ができていると喜ばしく思う反面、「少し勿体ないなあ」とも感じました。

 

勉強のやり方は人それぞれで絶対的な正解はないことを承知で今から私が思う過去問の使い方について述べていきたいと思います。

ちなみにここでいう過去問とは入試の過去問のことです。

 

結論から申し上げますと、この時期に過去問を解くことはあまりおすすめしません。

 

その理由は「過去問に出題されている問題の多くをまだ習っていないから」です。

 

もちろん、自分でどんどん予習をしてこの時期に入試範囲の内容を全て学習しているのであれば話は多少違うかもしれませんが、公立高校を目指す中学生に限定すればそんな人はおそらく全体の数%、もしくはそれ以下でしょう。

 

単純に習っていない分野が多いとその問題がどれ程難しいのか分かりません。さらに入試問題の場合、中3の2学期以降に習う内容を含めた中1~3年までの「複合問題」が多いため、現時点で解けない問題にかける時間を復習に充てたほうが効率的です。

 

きちんと学校の授業を受けて理解を深めてから取り組めば、問題と自分の実力との距離感が明確になり、目標点を取るためにどんな学習をすればいいのか自覚できるようになります。

 

ちなみに中3の二学期以降に習う単元はどの教科でも入試に出題される傾向にあるので、今の時期は過去問に手を出すよりも、学校の授業の理解に努める方が大切だと思います。

 

 

では過去問はいつから解けばいいのかといいますと、公立高校入試に限っては入試の一ヶ月半~一ヶ月前がベストだと思います。さらに言えば時間をきっちり計って点数を正しくつけるべきです。

 

私は、過去問を「本番に向けての練習試合」として活用することが最もよいと思っています。

 

入試問題を解くときは定期テストを解くときと比べて意識しないといけないことがたくさんあります。

 

・時間配分

・問題を解く順番

・解くべき問題、捨てる問題の取捨選択

 

パッと思いつくだけでもこれだけの項目があります。もちろん定期テストでもこれらのことは意識すると思いますが、明確な出題範囲が決まっている試験とそうでない試験とを比べると意識レベルが全く異なります。

 

 

ただ単純に自分が持っている実力を出そう、と望むだけでは目標点はとれません。

 

だからこそ過去問は問題に目を通さず、なるべくクリアな状態で試験会場にいるかのような状態で解くことに意味があります。

 

円座校では過去問演習をこのような形で使っていますので、今の時期から無理して解かなくてもいいですよ。

先程も述べましたが、それよりも今は目の前の定期テストに集中してください。

二兎も三兎も追いたい気持ちは分かりますが、一つずつ確実にやるべきことをこなしていきましょう。

 

合格までの道のりは講師とともに私が責任もって導きます。

 

 

 

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