教室ブログ

2023.04.24

【過去は変えられるけど未来は変えられない#3】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

では「未来は変えられない」とはどういうことかと申しますと、前述しました「過去の価値観」を持っているからです。

 

楠千年、さらに今年も若菜かな

 

という、俳句をご存じでしょうか。

千年生きた楠も、毎年青々とした葉っぱを付けているという内容です。

しかし、よく考えて頂きたいのですが、去年の冬落ちた葉っぱは土に返っていますよね。

今年付いた葉っぱは去年の葉っぱではありません。

 

つまり、人間も「昨年と同じことをしていたのでは新しい葉っぱは育たない」という事です。

料理が下手な人が何の改善もせず、今日と同じように料理をしたのでは、明日もおいしくない料理が出来上がるという事です。

 

私の古い価値観のお話をしてみますが、昔親から「お米は冷水で研がないといけない」と言われた記憶があります。冷水で研がないとお米の味が落ちる、と言うんですね。

 

しかしどうでしょう。大人になって自分でご飯を作るようになった時、冬の水があまりにも冷たいので温水でお米を研いで炊飯器で炊いてみました。

 

すると、味なんて言うモノは大して変わらないんですね。

 

恐らく、私の親もその親から同じような教えを受けたと思うのです。「お米は冷水で研がないといけない」と。そしてそれが正しいと思って、子供にもそのように教えているんだと思うんですよね。

 

以上のような、間違ってもいないけど固執しても仕方がない価値観や感覚と言うのは誰にでもあります。教えた本人も悪気があるわけではありません。

 

そのような小さな考え違いも含めて「オセロの黒を白にひっくり返す」事により、「本当の自分の好きな価値観や考え方」を「選び直す」事が出来ます。

 

そうすることにより人間関係が変わり、モノの見方が変わります。それによって「未来が変わる」という事ですね。

 

もし、過去を変えずに未来だけを変えようとしたらどうなるか。それは「無理をした状態」であると言えます。一見未来が変わったように見えますが、事実無理をしていますから、いずれ失敗や後悔をします。

 

過去を変えないという事は「今まで通り」という事です。もし失敗続きの過去であればその未来も「失敗に終わる」事でしょう。

 

次回に続きます。

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