教室ブログ

2023.03.29

【ダブルバインドのおはなし#4】

こんにちは!磐城駅前校です。本日も一人でも多くの方の目に届くことを願い、

投稿させていただきます。

 

前回の続きです。

 

ダブルバインドを受けてしまうと「視野狭窄」が起きます。つまり「AかBを選ばないとダメなんだ」と言った具合に自分を追い詰めてしまうんですね。

しかし、一旦冷静になって「もしかしてCでもいいんじゃないの?」という思考を巡らせたとき、ダブルバインドから抜け出せます。

 

この「ダブルバインド」はビジネスの世界でもあります。聞きかじった知識だけでダブルバインドを使っている営業マンがいるという事ですね。

 

例えば車を買いに行ったとき「Aの車は〇〇がよくて、でもBの車は〇〇が良いんですよ」などと営業を掛けてくるとしますよね。お客さんはAにしようかBにしようか悩むわけです。すると営業マンは「今日どちらかを購入いただいたら〇〇を無料でお付けしますよ!」などと、タダ同然の代物をサービスで付けると言っていきます。するとお客さんは「今日か…AとBどっちにしようか」と言う具合に「今日」決断しようかと言う気持ちになっているのがおわかりでしょうか?

 

ズバリ「視野狭窄」が起きています。別に今日決める必要がない、つまり「Cを選んでもいい」にもかかわらず、「今日AかBを決めないといけない」とコントロールされている状態なんですね。

 

この心理はお客さんの「もったいない」という心理をうまく利用したダブルバインドだと言えます。つまり「今日しか〇〇をサービスしてもらえない」という損失感をうまく利用したダブルバインドですね。

 

まぁここに至るまで色んなコミュニケーションを取っているとは思いますが、私個人的には好きではありません。相手の損失感を意図的に煽るという事は、相手の可能性を奪っている行為だと言えるからです。

 

もしお客さんが「Aを買った」とします。しかし「これで良かったのか」と思いながらも「まぁ〇〇もサービスしてもらえたし…」などと、無理やり自分を納得させるような思考を巡らせてしまう事になります。つまり「我慢」させているという事ですね。

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