教室ブログ

2022.01.17

たかが漫画、されど漫画

和歌山市梶取交差点の近くにあります、個別指導Wam河北校の豊田です。そしてかなり遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 

今年は寅年です。昨年は丑年で我がオリックスバファローズが優勝したので、今年はタイガースでしょうか??

 

そんなことはさておき、共通テストが終わりました。受験生の皆さん「まずは」お疲れ様でした。ここからが大事です。気持ちを切らすことなく、次のステージに向けてとにかく「よく寝て」体調をさらに底上げしてください。

 

さて、共通テストの話は他の教室長もされているので、私は別の話を。。。

 

唐突ですが私には小学1年生の娘がいます。先日「ドラえもん」の単行本をプレゼントしました。世間では鬼滅だの、呪術だのとなっていますが、なぜ「昭和の」代表ともいえる「ドラえもん」なのか、そしてそもそもなぜ漫画なのか。。。少し説明します。私のちょっと強引な持論もありますが温かい目で読んでください。。。

 

私は「国語」を重視しています。どの教科も最後の最後に生きてくる、または役立つのは国語力だと思っています。但し、国語の授業をして特に感じることは「読める」=「国語力がある」と思っている生徒、保護者の方が多いことです。確かに「読む」ことは大前提です。しかし私はそのあとに必ず「あらすじ」を説明してもらうのですが、国語力が乏しい子は「伝え方」と「構成力」が弱いので、結局「?」となり辻褄が合わないストーリーが出来上がります。少し学年が上がると宮沢賢治や星新一などの短編なども読みやすいですが、低学年の子は「言葉」や「もの」「形」「風景」など触れたことのない、聞いたことのがない「言葉」や「事象」が出てくると内容把握がそこの部分だけぽっかりと歯抜けになり、結局深く理解が出来なくなります。

 

そういうことが起こらないようにまずは「一話完結型(ここが重要!!)」のドラえもんで想像力と「起承転結」ときれいに話がまとまっている「構成力」を学んでほしいのです。また内容も「笑えるもの(木こりの泉など)」「感動するもの(さようならドラえもんなど)」など大人が読んでも面白い話が多いです。

 

そうやって目と頭をほぐしてあげてから保護者の方が徐々に漫画ではなく「良作」と言われるものを選んで読ませてあげるとストーリーの理解が早くなります。そして次のステップでは「感想文」や「日記」など自分で文章を操れるようにしてあげると「書くこと」の抵抗がぐっと減ります。「何を書いていいかわかない」という子は頭の中で「構成」出来ていない証拠です。それを「ドラえもん」で学んではいかかでしょうか?たかが漫画、されど漫画の代表だと思います。

 

それでは。

 

個別指導Wam河北校

073-452-9626

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