教室ブログ

2020.10.02

【百両の馬にも難が有る】

こんにちは。Wam四箇郷校です。昨夜は、「中秋の名月」でしたが、皆さんご覧になられたでしょうか?雲一つない晴天の

 

夜空に明々と光って、正におあつらえでした。個人的には、もう一つ欲を言えば、こういう時に、こういう所で眺めたかった

 

な~と言うのが願望として有りまして・・・(笑)堺市は「宿院」と言う所が有ります。歌人の与謝野晶子さんの生家(生ま

 

れ育った家)跡が残る地域なのですが、南海の堺駅から東に進んでいくと、東西南北、縦横無尽に風が吹き抜けていくような

 

爽快な眺めの大きな交差点が有ります。「宿院」の交差点です。北の方向は天王寺駅に向かう路面電車がその中央を通ってい

 

ます。個人的にはですが、本当に、何も邪魔するものが無いと言って良い位、体感密度が薄く感じられ、空の見晴らしが本当

 

に素晴らしいのですね。これが夜空だったら、かつ少しで良いので一段高い所から見る事が出来れば、なお良かったかな~と

 

思った次第でした。さて、10月に入りまして、少しずつ肌寒くなってきていますね。風邪等はひかれていないでしょうか?

 

中学高校の方ではテストが終わった所もあれば、今から始まる所も有ると思いますので、予定管理や優先順位の組み立ては

 

しっかりと行いましょう!「百両の馬にも難が有る」少し古いですが、元総理大臣、故田中角栄さんの言葉です。「どの様な

 

有能優秀と見られる者(物)も実は、欠点や至らない所はやはり有る。」と言う大意です。百両と言う大金をはたいて物にし

 

た馬だから、有能に違いない、しっかり働ける事が出来て当然だと言うのは、実はこちらの勝手な思い込みなのかも知れませ

 

ん。相手のそういった足らない所を見つけて、非難するとか、相手の矛盾点を突っ込んで自分を正しいとするという解釈は、

 

恐らく誤りです。理想になってしまいますが、本来であれば、足らない所は当然補充するべきでしょうし、矛盾点は正す必要

 

も有るでしょうね。大金をはたいたと言う事は実はあくまでそういった「素質」を持った者(物)を「手に入れた」だけで

 

あって、実力を「物にした」訳ではないのですね。能力や知識をお金で買えるのであれば、誰でもそうするでしょうし。あく

 

まで、お金を出した人からすればそこで「育てる権利」や「育つ権利」を得ただけに過ぎないのだと思います。物事の与え手

 

にしろ、受け手にしろ出した「モノ」以上の結果を出す為にどうしましょう?また、人間であれば(田中氏の場合は一応

 

「馬」ですが、恐らく人相手でもでしょうね)相手の間違いや欠点、ある程度の理不尽や矛盾点を「出来得る範囲」で「正し

 

て」「出来得る範囲」で「飲み込んだり」「受け流したり」しないと、相手の良い所を吸収して自分の物に出来なかったり、

 

阿吽(あうん)の呼吸で相手と肩を組む事は出来ないよ、と言うようなメッセージ性を私自身は感じます。私自身はですよ?

 

(笑)生徒にも「周りのみんながそうだから自分もそれでいい、と言うのは大きな間違いだよ」と伝えた事が有ります。また

 

「周りがそう見えるから、それでいいんだ」と言うのも大きな間違いかと思います。「見た目上」あくまで「見た目上」、相

 

手に足らない所があり、矛盾しているからと言って「自分の行うべき事」を止める理由にはならないと思います。相手の足ら

 

ない(足りなそうに見える)所をあげつらって、実際は自分の行う事を止める理由にしていないですか?それね、凄~く恐ろ

 

しい事だと思います。個人的に。「頑張っている所」を見られるのが実は「嫌」で「恥ずかしい」「絶対に見られたくない」

 

と言う人は居ない・・・でしょうか?実は身近な相手に居るかも知れないですね。肌寒くなってきていますので、風邪等ひか

 

ぬ様に、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。

この記事をシェア

すべて無料!
丁寧にサポートさせていただきます!

お急ぎの方はこちら! 電話でもお伺いいたします!

フリーダイヤル(受付時間10:00~22:00) フリーダイヤル® 0120-20-7733